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ブックマーク / mainichi.jp (53)

  • 福島第1原発:4号機汚染水の濃度上昇 3号機から流入か - 毎日jp(毎日新聞)

    東京電力は26日までに、福島第1原発4号機のタービン建屋地下にたまった水の放射性物質濃度が、1カ月で最大約250倍まで高くなったことを明らかにした。3号機のタービン建屋地下から流出している可能性が高く、水位も上昇傾向にある。1~3号機の汚染水に比べれば濃度は低いものの、移送先は確保できておらず、事故収束に向けた新たな難題が浮上した形だ。また、東電は同日、水がたまっている1号機格納容器で、燃料上部まで水で満たして原子炉を冷やす「水棺」作業に格的に移行するか判断するための作業に入ると公表した。【阿部周一、八田浩輔】 東電は21日、4号機タービン建屋地下のたまり水を採取し、1立方センチ当たりの放射性物質濃度を調べた。その結果、4号機では半減期が約30年と長いセシウム137が8100ベクレル、セシウム134(半減期約2年)が7800ベクレル検出され、いずれも前回調査(3月24日)の約250倍に上

  • 東日本大震災:受刑者も義援金 法務省、異例の公表 - 毎日jp(毎日新聞)

    法務省は26日、全国の刑務所や拘置所など63の刑事施設に収容されている受刑者ら約2800人が、東日大震災の発生当日から4月11日までの1カ月間に、計2156万円の義援金を被災地に送金したことを公表した。受刑者の義援金が公表されるのは異例。 法務省によると、受刑者が刑務所に入る際に預けた「領置金」や、所内での作業で得た「作業報奨金」から、自発的に送金を申し出たため、刑務所が日赤十字社や中央共同募金会への振り込み・送金を代行している。 金額が多かった上位3施設は、千葉刑務所(359人から231万708円)▽横浜刑務所(324人から226万728円)▽京都刑務所(299人から219万2400円)--だという。【伊藤一郎】

  • 特集ワイド:巨大地震の衝撃・日本よ! 脚本家・倉本聰さん - 毎日jp(毎日新聞)

    <この国はどこへ行こうとしているのか> ◇闇に文明問い直そう--脚家・倉聰さん(76) 「当にえらいことになりましたよね」。倉聰さんはつぶやいた。 東京・神楽坂の裏通りにひっそりとたたずむホテル。繁華街にある高層のシティーホテルを選ばないところが、倉さんらしい気がした。 「地震・津波の災害と原発の災害、二つに分けて考えるべきだと思います」と倉さんは言った。「大地震、大津波は、地球の歴史的にみて、いずれ起こると言われていました。大陸変動は何百年かごとに必然的に起きる。地球の問題はどうしようもない」 だが、東京電力の福島第1原発の問題は別だという。 「日人、わけても東京電力の電力供給管内に住む関東の人々は、おごりすぎていたんじゃないでしょうか。これだけ豊かな生活を毎日享受しているんだから、事故が起きた時のことは覚悟しなくちゃいけない。それなしに遊びほうける資格はない、と僕は思うん

  • 東日本大震災:「顔が水より冷たく…」 被災児童が日記 - 毎日jp(毎日新聞)

    全国から寄せられた激励メッセージへの返事を書く箱石佑太君(左手前)=岩手県山田町の町立大沢小で2011年4月4日、篠口純子撮影 「お父さんが軽トラでもどっていった姿を見ました。津波にのみ込まれませんように。そう祈っていました」。巨大地震と大津波が東日を襲ったあの日、子供たちは何を見、その後をどう生きたのか。岩手県山田町の町立大沢小学校を3月に卒業した箱石佑太君(12)が毎日小学生新聞に寄せた体験日記には震災と向き合う姿が率直につづられていた。 ◇3月11日 卒業式の歌の練習をしていました。とてもゆれの大きい地震が来ました。最初は単なる地震だと思っていました。大津波警報が出ても、どうせこないと思っていました。来たとしても10センチメートル程度の津波だと思っていました。全然違いました。ぼくが見たのは、国道45号線を水とがれきが流れているところです。お母さんとお父さんが津波が来る前に大沢小に来

  • 記者の目:全村避難迫られる福島県飯舘村=関雄輔(福島支局) - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇残留・通勤希望者に柔軟対応を 東京電力福島第1原子力発電所事故で、福島県飯舘(いいたて)村が、大気中の放射線量が高いなどの理由で国から「計画的避難区域」に指定され、全住民の避難を求められる見込みになった。これに対して村は、放射線量が低い地区を除外することや、役場機能を残すことを認めるよう訴えている。放射線のリスク以上に高齢者ら弱者の心身に負担がかかり、主要産業の畜産が途絶するダメージも大きいからだ。復興への道筋をできるだけ確かなものにするためにも、少しでも村機能を残して“血を通わせておく”とともに、放射線の影響を受けやすい子供らを除き、可能な範囲で希望者の残留を認めた方がいいと考えている。 飯舘村は人口約6000人で、同原発から北西28~47キロに位置する。大半が「30キロ圏外」だが、風向きや地形の関係で放射線量が高い。全域が計画的避難区域とされる自治体には浪江(なみえ)町と葛尾(かつら

  • 東日本大震災:先人は知っていた 「歴史街道」浸水せず - 毎日jp(毎日新聞)

    東日大震災に伴う津波で大きな被害を受けた仙台平野で、浸水域の先端が、江戸時代の街道と宿場町の手前に沿って止まっていることが、東北大の平川新教授(江戸時代史)の調査で確認された。仙台平野は400~500年おきに大津波に見舞われており、街道は過去の浸水域を避けて整備された可能性が高いという。平川教授は「先人は災害の歴史に極めて謙虚だった」と話し、今後の復旧計画にも教訓を生かすべきだと提言する。 国土地理院が作製した東日大震災の浸水図に、平野を縦断する奥州街道と浜街道を重ねたところ、道筋の大部分と宿場町が浸水域の先端部からわずかに外れていたことが分かった。宿場町の整備後に仙台平野を襲った慶長津波(1611年)では、伊達領で1783人が死亡したとの記録が残る。平川教授は「慶長津波を受けて宿場町を今の位置に移したとも推察できるが、今回の浸水域と比べると見事なほどに被害を免れる場所を選んでいる。津

  • 東日本大震災:「お父さん、ありがとう」妻の声津波に消え - 毎日jp(毎日新聞)

    が娘に託していた愛用の小銭入れを「お守り」にする熊川さん。「唯一の形見」という=福島県二松市の遺留品掲示所で2011年4月18日、大場弘行撮影 東日大震災の津波で数百人の行方不明者が出たにもかかわらず、福島第1原発の事故に伴う避難指示で1カ月以上捜索が実施されなかった福島県浪江町請戸(うけど)地区。津波に遭い、九死に一生を得た男性の耳には、50年近く連れ添った自分への感謝の言葉とともに波間に消えたの声が残る。「一刻も早く見つけてほしい」。男性は14日に始まった捜索による発見を祈るように待ち続けている。 「真っ黒い波が数十メートルの高さに立ち上がり、一気に倒れてきた」。海岸から数百メートル先に住む無職、熊川勝さん(73)は目前に迫る大波に度肝を抜かれた。洋子さん(73)の手を引いて2階に駆け上がったが水位はみるみる上がり、洋子さんを抱えて顔を出すのがやっとになった。死を覚悟し「これ

  • 風知草 - 毎日jp(毎日新聞) 浜岡原発を止めよ

    水説 毎日新聞朝刊に毎週水曜に掲載している記者コラム。2024年3月からは赤間清広・専門記者が担当します。

    風知草 - 毎日jp(毎日新聞) 浜岡原発を止めよ
  • 節電策:「室温30度」に証券困惑 金融庁指針「熱中症心配」 - 毎日jp(毎日新聞)

    夏場の節電対策の一環として、金融庁が証券業界に対して、7~9月のオフィスのエアコン設定温度を「最低30度以上」にするように促したことが18日分かり、波紋を広げている。証券会社は、取引システムなどに最も電力を使うが、顧客の売買などに影響しかねないだけに大幅な節電は難しい。このため、大口需要家に課される電力使用量25%削減の達成は、オフィスの空調や照明の大幅な節電が不可避。ただ、金融庁の室温30度“推奨”は過酷で「熱中症患者が出るのでは」(大手証券)と嘆く声も出ている。 金融庁は4月上旬、日証券業協会を通じて大手証券各社に夏場の電力不足に向けた「節電ガイドライン(指針)」を通知。その中で対策例として「(東京電力管内の支店で)空調温度を最低30度以上へ引き上げること」をあげた。各社に強制するものではないが、当局が例示した以上、各社は検討せざるを得ない。 また、顧客離れを懸念する大手各社は投資

  • 原発:原子力安全機構、昨秋「1時間40分で炉心溶融」 報告書、生きず - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇「長時間電源喪失、想定外」 国内の原発には、原子炉冷却の「命綱」とも言える電源を長時間失う事態への対策が用意されていないことが判明した。一方、原子力安全基盤機構が昨秋公表したシミュレーションによると、電源を喪失し、冷却機能を失った原子炉は、わずか1時間40分ほどで核燃料が溶け出す炉心溶融を起こすなど、短時間で危機的状況に陥ることが指摘されていた。最悪の事態が予想されていながら、対策を怠っていた国や電力会社。設計や審査のあり方が見直しを迫られるのは確実だ。【須田桃子、河内敏康、西川拓、足立旬子】 原子力安全基盤機構は経済産業省所管で、原子力施設の安全性を研究する独立行政法人。10年10月、7タイプの原子炉を対象に、地震時の主な過酷事故の流れをシミュレーションした結果を報告書にまとめた。 福島第1原発の2~5号機と同じタイプの沸騰水型軽水炉(出力80万キロワット)について、電源を喪失し、原子

  • 東日本大震災:福島第1原発事故 飯舘村の102歳男性自殺 計画避難持ち上がり - 毎日jp(毎日新聞)

    東京電力福島第1原発事故で避難することになった福島県飯舘村の102歳の男性が同村内で自殺していたことが13日、地元関係者の話で分かった。 関係者によると、死亡したのは12日。長男夫婦と3人で住んでおり、避難の話し合いをしていたさなかだった。自宅を離れることを苦にしたとみられるという。 同村は放射線の数値が高く、政府が「計画的避難区域」に指定する方針の地域。【金寿英】

  • 福島第1原発:事故賠償補償料足りず 差額、国民負担に - 毎日jp(毎日新聞)

    原発事故の損害賠償制度を定めた原子力損害賠償法(原賠法)に基づき、電力会社が毎年国に納めた補償料が、1962年の制度開始から2010年度まで累計で約150億円しかないことが12日、分かった。東京電力福島第1原発事故で、国は最低でも1200億円を支払う必要があるが、これまで受け取った補償料では足りず、不足分は国民負担で賄うしかない。現行制度では大規模事故への備えが十分ではないため、政府は賠償措置額の増額や補償料率の引き上げなど制度を見直す方向で検討する。 原賠法では、原子力施設ごとに、事故時に国が支払う上限額が「賠償措置額」として決められている。同法が初めて適用された99年の東海村臨界事故では、約154億円の賠償金のうち、核燃料加工会社の賠償措置額10億円が国から支払われた。発電所の賠償措置額は1カ所当たり1200億円で、今回の事故で福島第1原発と同第2原発が賠償の対象になれば、国の負担は最

  • 事件がわかる | 毎日新聞

    社会に衝撃を与えた重大事件・事故の特集ページです。発生当時の状況や事件の背景、社会への影響について、当時の新聞紙面や写真を使って詳しく解説しています。警察の隠語を紹介した用語集も併せてご覧下さい。

    事件がわかる | 毎日新聞
  • 事件がわかる | 毎日新聞

    号 外 【お詫び】20日午前6時40分ごろから9時50分ごろにかけて、障害が発生し、ニュースサイトが閲覧しづらい状態になりました。ユーザーの皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます 「センバツ高校野球」メール、毎週金曜日に無料配信 大会は3月18日開幕!

    事件がわかる | 毎日新聞
  • 福島第1原発:線量高い地域、大幅減 80キロ圏、米観測 - 毎日jp(毎日新聞)

    米エネルギー省は6日までに、福島第1原発から80キロ圏を中心とする地上の放射線量を3月30日から4月3日にかけて観測した最新の結果を公表、3月17~19日の観測結果に比べると線量の高い地域は大幅に減少した。 同省は、19日以降まとまった放射性物質の蓄積は起きていないとしている。 今回は、地上の測定機器や航空機を使って観測、原発のすぐそばで毎時125マイクロシーベルトと高い線量が観測された。原発から北西方向に向かって毎時21マイクロシーベルトを超える地域が30~40キロにわたって帯状に延びており、この帯から離れるにつれて線量は下がっていた。 3月17~19日と比べると125マイクロシーベルトの地域はごくわずかになった。 一方、東京周辺の線量は毎時0.32マイクロシーベルト未満で、健康に悪影響を及ぼす量ではなかった。(ワシントン共同)

  • 東日本大震災:星になったママへ 「波になって会いたい」 - 毎日jp(毎日新聞)

    津波で母親を亡くした及川律ちゃん(右)と詠ちゃん兄弟。手前は律ちゃんの書いたお母さんの絵=岩手県陸前高田市で2011年4月5日午後、石井諭撮影 「一番きれいな星が、ママだよ」。パパに教えられ、澄んだ夜空を見上げる。岩手県陸前高田市の保育園児、及川律ちゃん(4)は、東日大震災で母久美子さん(32)を亡くした。「ぼくも流されて、ママに会いたいなあ。波になりたい」。小さな手で描いた母の似顔絵。いっしょに暮らし始めたおばあちゃんは、孫の無邪気な言葉を絵の裏に書き留めた。【長野宏美】 市立図書館の職員だった久美子さん。あの日、大きな揺れの後で隣接する市立体育館に同僚らと避難し、そこで津波にのまれた。仕事着のエプロン姿のままだった。 律ちゃんと弟の詠(えい)ちゃん(2)は保育園で昼寝をしていた。旋律の「律」と歌の「詠」。ピアノ好きだった久美子さんが名前をつけた。兄弟は保育士に導かれ、を履かず上着も

  • 東電株:安値を更新 一時300円割る - 毎日jp(毎日新聞)

  • 東電:福島の9市町村に見舞金 浪江町は2000万円拒否 - 毎日jp(毎日新聞)

    東日大震災:労働局増員し現地採用へ 被災3県 (13時13分) 福島第1原発:電力使用制限、発動へ 石油危機以来 (13時11分) 東電:決算発表を5月以降に延期 (13時02分) 薬事法違反:「体内被ばくに効く」と偽り天然鉱物販売 (12時57分) 福島第1原発:不安抱え 福島・双葉から埼玉・加須へ (12時51分) 東日大震災:まとめ役男性、悪戦苦闘 釜石の避難所 (12時43分) 東日大震災:祖先の教訓、集落救った 高台移転で無傷 (12時24分) 福島第1原発:胸中複雑 避難の東電社員家族 (12時21分) 東日大震災:「ここが好き」被災地で自宅再建を決意 (12時17分) 東日大震災:追加国債に頼らず 11年度補正予算 (12時10分) 東日大震災:南相馬から避難の児童、新潟で始業式 (12時09分) 東日大震災:野球部が始動 離島の気仙沼・大

  • 東日本大震災:福島第1原発事故 東電・清水社長、辞任へ - 毎日jp(毎日新聞)

    東日大震災:来年度予算の執行、一部留保…復興財源確保 (2時33分) 東日大震災:子牛2頭が「避難」 山梨のNPOに買われ (0時23分) 東日大震災:千葉で被災の一家 広島で新生活踏み出す (0時20分) 東日大震災:地方金融支援に全力…政府、業界 (22時34分) NKSJ:地震保険への影響「短期的」…佐藤社長 (21時57分) みずほFG:入社式を中止 システム障害や震災で自粛 (21時08分) 入社式:中止相次ぐ…会場変更や簡素化も 震災で自粛 (21時06分) 東日大震災:通信回線9割復旧 4月末に一部除き完了へ (21時00分) 東日大震災:日赤への義援金594億円…配分には時間 (20時33分) 東日大震災:宮城の小型漁船被害1022億円 (20時29分) 福島第1原発:「1~4号機は廃炉」東電会長、会見で謝罪 (20時17分) 福島第1原

  • 東日本大震災:海保「救えなくても感謝される…つらい」 - 毎日jp(毎日新聞)

    捜索に当たる海上保安庁の特殊救難隊員ら=岩手県宮古市重茂の石浜地区で2011年3月26日午後、村山豪撮影 「こんな悲しい仕事はない」。東日大震災の行方不明者捜索にあたる海上保安庁特殊救難隊の隊員はこうつぶやいた。映画「海猿」シリーズで注目されたこの隊の最大の任務は人命救助だ。海上保安庁はこれまで被災地全体で324人を救助、76人の遺体を収容した。だが被災から2週間以上が過ぎた今は、生存者の救助だけでなく遺体発見も難しい。「ここまで捜してもらっても見つからないのなら」。行方不明者の家族が気持ちに区切りをつける。そんな役割も担っている。【石戸諭、村山豪】 救難隊員の増井雅和さん(27)が海面で叫ぶ。「車があった。人がいないか確認します」。26日、岩手県宮古市重茂(おもえ)の石浜地区。前日から周辺海域で捜索にあたっていた特殊救難隊員ら4人の捜索チームがこの日、地域住民に頼まれたのは行方不明者が