独立する人が目立つ印象のリクルートだが、実際に起業前の修行先として選ぶ人も多いそうだ。リクルートライフスタイル執行役員の塩見直輔氏も「3年で辞めて起業しよう」と考えて、8年前に転職してきた1人だ。ただ、結局はリクルート社内で新規事業を立ち上げるというかたちで残った。いちから起業するか、それとも社内で事業を立ち上げるかーー。迷ったときにどんなことを検討したのか、かつては辞める気満々だったという塩見さんに語ってもらった。 ウェブの修行をしにリクルートへ ——塩見さんはもともと出版社で雑誌の編集者をやられていたんですね。 塩見:はい、3年半やって2007年にリクルートに転職しました。もともとちゃんと就職活動をしていなくて。マガジンハウスに憧れていたんですけど、僕の新卒の年には募集をしていなかった。「じゃあ、来年を待つか」ぐらいのゆるい学生だったんですが、ふらふらしてたら別の出版社に拾ってもらって
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