国内最大の一般公募の美術展「日展」の「書」の部門で、入選者の数を複数の会派に事前に割りふっていた疑いがあることを受けて、「日展」は31日、調査委員会を発足させ、審査が適切だったのか来月中に調査報告書をまとめることを決めました。 この問題は、「日展」の5つの部門のうち、石や象牙などに文字を彫る「書」の「てん刻」の部門で、審査が行われる前に入選者の数を複数の特定の会派に事前に割りふっていた疑いが持たれているものです。 これを受けて「日展」は、31日午後に開いた理事会で、今後の対応について話し合いました。 理事会は非公開でしたが、日展によりますと、31日に調査委員会を発足させ、審査方法や態勢が適切だったかどうかについて詳しく調べたうえで、来月中に調査報告書をまとめることを決めたということです。 調査委員会は、理事長のほか、理事を務める日本画や洋画など5つの分野の作家のほか、外部の有識者で構成され
東京ガスが神奈川県などのガス管でガス漏れが見つかっていたのに、修理をせずに放置していた不正が少なくとも8件あったことが分かり、経済産業省は、東京ガスに対し原因の調査と再発の防止をまとめ報告するよう命じました。 東京ガスによりますと、今月7日、関係者からの通報を基に調査したところ、地下に埋められた金属製のガス管で、ガス漏れが検査で見つかっていたのに、修理をせずに放置していた不正があることが分かりました。 不正は、4年前の平成21年2月からことし8月にかけて、神奈川県の藤沢市や鎌倉市、それに東京・町田市などの5つの市の少なくとも8か所で見つかったということです。 不正を行っていたのは、東京ガスから委託された東京・新宿区にある会社と横浜市にある孫請けの会社で、実際に漏れていた場所とは別の健全な配管を、修理したように装って写真を撮影し、東京ガスに報告していたということです。また委託を受けた会社は「
「OpenGLAM」と呼ばれる取り組みをご存じでしょうか? 図書館や美術館などが所蔵する作品をデジタル化してインターネットで公開し、誰もが自由に閲覧できるようにするものです。30日、「OpenGLAM」を日本で進めるための団体が設立され、横浜市で記念のシンポジウムが開かれました。 OpenGLAMとは 「OpenGLAM」のGLAMとは、Gallery(画廊)、Library(図書館)、Archive(資料館・文書館)、Museum(博物館・美術館)の頭文字を取ったもので、これらの施設が所蔵する作品や資料をデジタル化してインターネットで公開することを言います。 誰もが自由に所蔵品を閲覧できるようにするとともに、できれば二次利用が可能な形で公開することで所蔵品を広く活用してもらうというねらいがあります。 こうした取り組みは欧米を中心に広がっています。図書館や美術館などの所蔵品は、本来、市民の
菅官房長官は記者会見で、山本太郎参議院議員が31日に開かれた秋の園遊会の会場で、天皇陛下に何らかの文書を手渡そうとしたことを明らかにし、園遊会にふさわしい行為かどうかは、本人が常識的に判断することだという考えを示しました。 この中で菅官房長官は、31日に東京の赤坂御苑で開かれた秋の園遊会の会場で、招かれていた山本太郎参議院議員が天皇陛下に何らかの文書を手渡そうとして、近くにいた侍従長が文書を預かったことを明らかにしました。 山本議員の行為について菅官房長官は、「天皇陛下に園遊会のような場で手紙を渡すことがその場にふさわしいかどうかは、参加された方自身が常識的に判断することだ。常識的な線引きはあると思う」と述べました。 また、菅官房長官は記者団が、「手紙の内容は把握しているのか」と質問したのに対し、「何も聞いてない。そういう行為があったということだけは承知している」と述べました。
まとめ 第14回 #図書館総合展 Day2 「指定管理者制度の最前線-地方分権時代における図書館の可能性」 日時 : 2012年11月21日(水) 時間 : 10:30-12:00 会場 : 第10会場(会議センター503) 主催 : 図書館総合展運営委員会 ゲスト: 樋渡啓祐(佐賀県武雄市長) 高橋聡(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社) 南学(神奈川大学人間科学部教授) コーディネーター: 湯浅俊彦(立命館大学文学部教授) http://2012.libraryfair.jp/node/880 参加者のTweet、それを見た外野の感想が混在していますが、個人用まとめということで、ご容赦ください。 6833 pv 17 4 users
第15回図書館総合展に行ってきた。 今回は「“武雄市図書館”を検証する−ニュースとなった〈武雄〉から〈公共図書館界〉がみえてくる−」(公式)を聞いた。 パネリストは 佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏、 慶應義塾大学文学部教授で私の大学・大学院の恩師である糸賀雅児氏、 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社プロジェクトリーダー高橋聡氏、 コーディネーターは湯浅俊彦氏(立命館大学文学部教授)。 これまでの報道の中には糸賀先生が武雄市図書館の現状について肯定的ととられるような記事もあったが(糸賀先生を知っている身としてはメディアによる編集を疑うほど)、今回のフォーラムではかなりつっこんでいた(あれでも甘いという人もいるかもしれない)。 糸賀先生の指摘は、図書館としての各スペースと利用の実態についての話が中心。 「目的外使用のスペースが多く、図書館資料が使われず、スタバで雑誌を読んでいる利
図書館総合展 武雄市図書館を検証する の参加者 パネリストにいま話題の武雄市の樋渡市長、トーク上手な慶応大学の糸賀教授、ちょっと尖ったTSUTAYAの高橋プロジェクトリーダーを招いて、コーディネーターは立命館大学の湯浅教授がレフリーをしたハラハラドキドキのバトルであった。 このフォーラムは、かなりの数の立ち見もでて、非常に盛況なものであった。話題の政治家、トークの上手な大学教授、尖った民間事業者のバトルは、テレビ中継してもいいくらいの面白さであった。参加できなかった人の為に、このバトルの内容を紹介しよう。 一言で言うと、数字はロジカルに解釈して使わないと説得力がなくなってしまうことがよくわかる例であった。 まず、湯浅教授が半年間のデータを簡単に紹介した上で、市長に開館後の図書館についてのコメントを求めた。 市長コメント 市長は、ヘビーユーザーからの批判があることは認めたものの、開館から半年
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