ロンドン五輪代表の国内選考会を兼ねる福岡国際マラソンは4日、福岡市の平和台陸上競技場を発着点に行われ、今年の世界選手権代表で公務員ランナーの川内優輝(埼玉県庁)が2時間9分57秒で日本人トップの3位に入った。 小森コーポレーション所属で初マラソンのジョセファト・ダビリ(ケニア)が2時間7分36秒で優勝した。 川内は中盤に先頭グループから後退したが、終盤に追い上げ、順大時代に箱根駅伝の山登りで活躍した今井正人(トヨタ自動車九州)とのデッドヒートを制した。今井は4位。 大会は、東京(来年2月26日)、びわ湖毎日(同3月4日)を含めた国内選考3レースのトップを切って行われた。