ダウンロードで音楽を聴く人が増え、シングルCDを買う人は減少している昨今。 2011年にいたっては、シングルCD年間売り上げランキング上位のほとんどをAKB48が占め、他はジャニーズやK-POPが入っている程度だった。 ところで、シングルCDにはカラオケバージョン(インスト)が入っていることが現在も多いけれど、何故なのだろうか。 そもそもアナログレコードの頃には、A面・B面があったから、カラオケはなかったように思うが、CDになったことで取り入れられたのだろうか。 本人の声を消してまで自分で歌いたい人ってそんなにいるものなの? 個人的には、カラオケ部分はどうもタルくて、いつもとばしてしまうけど……。 カラオケを入れる必然性はあるのだろうか。レコード時代から長年音楽プロデューサーを務めてきた人物に聞いてみた。 「CDが出始めた頃にはカラオケは一緒に入れていなかったように記憶しています。カラオケ