【帝王賞】ライジン、心身ともに成長
テレビやラジオの番組を「文化的資産」として国立国会図書館で収集・保存しようと国会議員が動き始め、これに放送局側が反発している。表向きの反発理由は「権利処理が複雑」だが、「番組の事後検閲につながる」と懸念の声も。ただ、放送済み番組は内容が問題視されても一般の視聴者が確認できない現状があり、「番組保存」をめぐる議論は深める余地がありそうだ。(織田淳嗣) 保存の動きは今年2月、長尾真・前国会図書館長(75)=平成19~23年度在任、元京都大総長=と、参院の図書館運営小委員長、藤本祐司議員(民主)らが保存の必要性について話し合ったのがきっかけ。5月10日には衆参両院の議院運営委員会の理事による検討会が行われ、今国会での国会図書館法改正を目指すことで合意した。 5月31日、放送局に説明会を行ったところ、局側はこれに反発。NHKの松本正之会長は6月7日、「番組の保存、利用には権利保護の問題など多くの課
多田銀銅山の坑道内で発掘作業にあたる、50歳ごろの鈴木盛司さん=斉藤政秋さん撮影、新人物往来社提供鈴木盛司さん=2008年撮影猪名川町銀山地区 豊臣秀吉の埋蔵金伝説が残る多田銀銅山(兵庫県猪名川町)に住み着き、37年間、黄金を探し続けた男性が今年2月、ひっそり世を去った。家庭も定職も持たず、地底でひたすら夢を追う半生だったが、探索はついに実を結ばなかった。 埋蔵金ファンに「多田銀銅山の鈴木さん」で通っていた浜松市出身の鈴木盛司(もりじ)さん(享年77)。ここ数年、老人施設に入所していたが、2月18日に病院で息をひきとった。 鈴木さんの著作などによると、仲間4人と発掘を始めたのは1975年。山あいの民家を借り、古文書を頼りに坑道に潜っては土砂やがれきを運び出した。だが黄金は現れず、仲間は去り、数年後には一人に。孤独な夢追い人としてメディアにも紹介された。 続きを読むこの記事の続きをお読
南米のガラパゴス諸島に生息する希少なゾウガメの一種で、「ロンサムジョージ」の名で島のシンボルとして親しまれたゾウガメが、24日、死んでいるのが見つかりました。 ジョージは100歳くらいだったと推定されています。 このゾウガメは、エクアドルのガラパゴス諸島にあるピンタ島で生息してきた「ピンタゾウガメ」の生き残りで、1972年に発見されて以来、島の研究施設で飼育されてきました。 推定100歳くらいとされ、この種で生存が確認されている最後の1頭だったことから、「寂しそうな」という意味の英語をつけて「ロンサムジョージ」という愛称で呼ばれ、ガラパゴス諸島のシンボルとして親しまれてきました。 ガラパゴス国立公園によりますと、24日の朝、40年間世話を続けてきた飼育係がロンサムジョージが動かないことに気付き、その後、死んでいるのを確認したということです。 公園は、インターネットのツイッターに去年撮影され
6月21日、英国競馬の祭典「ロイヤルアスコット」に出場するオーストラリアのブラックキャビア(写真)は、輸送時に馬用ボディースーツを着用し、ビッグレースに万全の態勢で臨む。写真はビデオの静止画(2012年 ロイター/豪ABC) [シドニー 21日 ロイター] トップアスリートに人気のボディースーツ。英国競馬の祭典「ロイヤルアスコット」に出場するトップホースも、輸送時に馬用ボディースーツを着用し、ビッグレースに万全の態勢で臨む。 今回ボディースーツを着用し、約30時間の長距離輸送に臨んだのは、21戦無敗の連勝記録を誇るオーストラリアのブラックキャビア(牝5歳)。23日に予定されているダイヤモンド・ジュビリー・ステークス(芝1200メートル、G1)に出走する。
京都府警舞鶴署地域課の男性巡査部長(50歳代)と男性巡査(20歳代)が2月、傘が持ち去られた窃盗事件で、特定できなかった被害者をでっち上げ、うその捜査書類を作成していたことがわかった。 2人は調べに対し、「取り締まりの実績を上げるためだった」などと供述しているという。府警は虚偽有印公文書作成容疑などで2人を書類送検し、関係者を処分する方針。 捜査関係者によると、2人は2月下旬、舞鶴市内の駐輪場で、自転車に立てかけられた傘を持ち去る少年を発見。職務質問したところ、少年が「盗んだ」と認めた。2人は窃盗容疑で任意捜査を進めていたが、自転車の所有者が「傘は自分のものではない」と話したのに、自転車の所有者が傘を盗まれたとする被害届などを捏造(ねつぞう)した疑いがある。
関連トピックス参議院選挙 みんなの党福島県連代表の小熊慎司参院議員=比例代表区選出=は24日、福島県会津若松市で開いた国政報告会で講演し、県産品の風評被害対策の必要性を説く中で「水俣湾の刺し身ですって言われたら、相模湾と言われるよりは『ドキッ』とする。それが人間の心情。仕方ありません」と述べた。 小熊氏は朝日新聞の取材に対し、「何十年も水俣病の風評被害対策に取り組む皆さんと苦しみを共有し、福島県への偏見や誤解を解きたいとの思いだったが、失礼な表現だった。申し訳なかった」と釈明した。 小熊氏は会津若松市議、県議を経て2010年参院選で初当選した。
飛ばないテントウムシ=近畿中国四国農業研究センター提供棒のてっぺんまで登っても飛び立てず、すごすごと下りてくる飛ばないテントウムシ=広島県福山市の近畿中国四国農業研究センター、日比野容子撮影 飛ぶのが苦手なテントウムシを掛け合わせる方法で、飛ばないテントウムシが誕生した。開発に成功したのは、近畿中国四国農業研究センターと近畿と四国の各府県などでつくる研究グループ。農作物の害虫アブラムシを食べる生物農薬として、近くメーカーが農林水産省に登録申請する。 テントウムシは害虫アブラムシの天敵で農家にとっては宝だが、せっかく集めてハウスに放しても、飛んで逃げてしまうのが難点だった。同センターの世古智一・主任研究員は、測定器を使って飛ぶのが苦手なナミテントウの個体を選び、交配する作業をコツコツ繰り返した。1年間に交配できるのは7世代。20〜35世代目にようやく、てくてく歩くだけのテントウムシが生ま
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