さまざまな意味で注目の集まった4歳オルフェーヴル(父ステイゴールド)が、鮮やかに立ち直ってみせた。3歳時の日本ダービー、さらには菊花賞当時よりもっと強さを浮き立たせるレースを展開することに成功した。 陣営が、最高の状態だった当時に比べると7分、あるいは8分程度の仕上がりと繰り返したオルフェーヴルの状態は決して煙幕ではなく、ほかの馬なら別に物足りなさを感じないだろうが、4冠馬オルフェーヴルとすると明らかに不足する面があった。当日の栗毛の馬体はあまり輝いていなかった。腰のあたりの筋肉も盛り上がった印象はなく、5戦連続して460以上だった馬体重も久しぶりに450kg台。馬体から発するオーラのような威圧感も乏しかったかもしれない。 だが、明らかにひと回り大きくなった3歳の後半には「母の父メジロマックイーン」の影響が強調された体つきは、細身に映った今回、「やっぱり父ステイゴールド」の大きな特質が出て
社台スタリオンステーションは、04年阪神大賞典(GII)、05年京都大賞典(GII)、06年日経賞(GII)などに勝利し、現役引退後は種牡馬として供用されていたリンカーン(牡12)が、23日(土)夕方、病気のために死亡したと発表した。 リンカーンは父サンデーサイレンス、母が府中牝馬S(GIII)2着のグレースアドマイヤ(その父トニービン)という血統で、おじにフサイチコンコルド(日本ダービー-GI)、アンライバルド(皐月賞-GI)、半弟にヴィクトリー(皐月賞)などがいる活躍馬多数の一族。 現役時代は3つのGIIを制し、06年の宝塚記念(GI、9着)を最後に通算23戦6勝で引退、07年から種牡馬入り。初年度産駒のデルマドゥルガーが昨年のジュニアC(OP)に優勝。クイーンS(GIII)でも3着しているほか、マイネリスペクトが黒潮皐月賞(高知)を勝利している。
6月15日付で日本音楽著作権協会(JASRAC)が出したプレスリリース「公正取引委員会の審決について」および同日の会見は、正しく「勝利宣言」であった。2009年2月に独占禁止法違反排除措置命令(私的独占)が出されてから約3年半。公取委審判では異例の「措置命令取り消し」は、文字通りJASRAC側の完全勝利である。 JASRACがまとめた審決の概要はこちら(PDF)。 「審決取り消しは公取委としての決定。審査局としては、結果を真摯に受け止める」とは、いわゆる原告の立場で審判を主導してきた公取委審査局の弁。立場としてはあくまで委員会の一部であり、その決定に従わざるを得ないという面もあるためか、本件における反省点を具体的に挙げてもらうことや、JASRACに対し次のアクションを起こすつもりがあるかどうかを明言してもらうことはできなかった。 13回にわたった審判内容を詳細に見てきたものからすれば、その
フォアグラの塩漬けハーブ添え=AP 日本でレバ刺しが禁止される7月1日から、米カリフォルニア州のレストランでは世界3大珍味の一つフォアグラが出せなくなる。カモやガチョウに強制的にえさを詰め込む飼育法が「残虐」だとの批判を受けて成立した州法が施行されるためだ。 州法は、動物愛護団体の支援を受けて2004年、シュワルツェネッガー前知事が署名し成立。肝臓を通常以上に太らせる目的で鳥に強制的にえさをやることや、その結果としてできあがった商品の販売を禁じる。違反すれば最大1千ドル(約8万円)の罰金となる。 フォアグラは、すでに欧州十数カ国などで生産できなくなっているが、販売禁止はまれ。米シカゴ市が06年に販売を禁じたが、批判を受けて08年に撤回した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹
米国サイト「4chan」に掲載されていた、書き換えたサイトのスクリーンショットらしき画像。日本政府に対し大規模な攻撃を行うと予告している。なぜか上部には先日問題になったコラ画像(実はスペインのデモ風景)が使われている ハッカー集団「Anonymous」が6月25日、日本政府と日本レコード協会に対し“宣戦布告”ともとれる宣言をサイト上に公開した。違法ダウンロードに対し刑事罰を盛り込む改正著作権法の成立に抗議する内容で、“公式”Twitterアカウントが「始まりだ」とツイートした財務省管轄サイトは現在、ダウンしてアクセスできない。 Anonymousの宣言「#opJapan - Expect US」では、「コンテンツ産業や政治家、政府が海賊版や著作権侵害と戦うために厳格な法律を導入するという誤ったアプローチを導入しており、基本的人権の侵害やイノベーションの阻害につながっている」と主張。「歴史的
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法相から「特別矯正監」の委嘱を受け、記者会見する杉良太郎さん=法務省19階会議室で2012年6月25日、伊藤一郎撮影 法務省から、刑務所運営アドバイザーの「特別矯正監」を委嘱された俳優の杉良太郎さんが25日、省内で記者会見し「受刑者の処遇に税金を使わない形を検討すべきだ」と述べ、刑務所の株式会社化を提案した。 杉さんは滝実法相から委嘱状を手渡された後、会見で「被害者より受刑者を手厚く保護するのは不公平。受刑者が働いて自分のことは自分でやり、被害者に少しでも償えるシステムが必要だ」と指摘。株式会社化のビジョンとして「例えば広島刑務所なら魚介類を養殖して輸出するとか、(地域の)特色を生かしてブランド化すれば採算も取れるのではないか」と話した。 また、死刑囚が、懲役囚のような刑務作業に携わることがない現行の制度について「死刑囚でも働いて被害者に償いたい人はいるはず」として、死刑囚が働ける制度への
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