米国初の女性宇宙飛行士サリー・ライドさん、61歳で死去 2012.07.24 Tue posted at 12:28 JST (CNN) 米国人女性として初めて宇宙飛行士となったサリー・ライドさんが1年5カ月にわたるすい臓がんとの闘いの末、23日に死去した。61歳だった。 ライドさんはカリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。スタンフォード大学で物理学博士号など4つの学位を取得し、78年に米航空宇宙局(NASA)に入った。NASAの宇宙飛行士候補として女性が採用されたのは、この年が初めてだった。 1983年と84年の2回、米スペースシャトル「チャレンジャー」で宇宙飛行を果たした。3回目の飛行も予定されていたが、86年のチャレンジャー爆発事故で中止となった。ライドさんは事故の調査に参加し、その後NASAの長期計画立案にもかかわった。 NASAを離れた後はカリフォルニア大学サンディエゴ校の物理学教授