2013年8月15日のブックマーク (1件)

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    ●ドローイング ●地元のシネコンで『風立ちぬ』を観た。この面白くなさは何なのだろうか、というのが第一印象だった。面白くない=駄目だ、と言っているのではなく、「これは何なのか」という強い戸惑い。 勿論、宮崎駿だから、個別の場面や描写ではすごいところがたくさんある(飛行、地震、風、汽車、妹がバスのなかから菜穂子を見る場面、そしてもちろんメカ…等々)。全体のクオリティもとても高い。でもそれは、あくまで個別の場面としてすごいのであって、それらが相乗効果となって、作品としての流れやうねりが生じるということになっていないように思った。宮崎駿は、うねりというか、畳み掛けるようなグルーヴをつくってゆく演出をする人だと思うのだけど、この作品では、うねりを抑えて流れを淡々とすすめようとしていて、しかし、それに反して個々の細部はいちいち「跳ね」たがっているから、そこがぎくしゃくして、どっちつかずの感じ(跳ねかか

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