ブックマーク / furuyatoshihiro.hatenablog.com (2)

  • ■ - 偽日記@はてなブログ

    ●『四方対象』を読んで、ハーマンの主張が決して実在的対象の脱去を強調するものでなく、世界の四つの局面である四方対象同士のペアの10種類の組み合わせによって、その関係・間接的関係・無関係によって世界を説明するのが主眼であるとだ分かった上で、あらためてアート関係のテキスト「Art Without Relations」や「Greenberg, Duchamp, and the Next AvantGarde」を読み返すと面白い。 「Art Without Relations」(ArtReview) https://artreview.com/features/september_2014_graham_harman_relations/ 「Greenberg, Duchamp, and the Next Avant Garde」(PDF) Greenberg, Duchamp, and the

    ■ - 偽日記@はてなブログ
  • ■ - 偽日記@はてなブログ

    ●ドローイング ●地元のシネコンで『風立ちぬ』を観た。この面白くなさは何なのだろうか、というのが第一印象だった。面白くない=駄目だ、と言っているのではなく、「これは何なのか」という強い戸惑い。 勿論、宮崎駿だから、個別の場面や描写ではすごいところがたくさんある(飛行、地震、風、汽車、妹がバスのなかから菜穂子を見る場面、そしてもちろんメカ…等々)。全体のクオリティもとても高い。でもそれは、あくまで個別の場面としてすごいのであって、それらが相乗効果となって、作品としての流れやうねりが生じるということになっていないように思った。宮崎駿は、うねりというか、畳み掛けるようなグルーヴをつくってゆく演出をする人だと思うのだけど、この作品では、うねりを抑えて流れを淡々とすすめようとしていて、しかし、それに反して個々の細部はいちいち「跳ね」たがっているから、そこがぎくしゃくして、どっちつかずの感じ(跳ねかか

    ■ - 偽日記@はてなブログ
  • 1