オブラート(オランダ語: oblaat)とは、本来は丸い小型のウエハースに似た聖餅のこと(硬質オブラート)[1][2]。 ただし、日本では一般的にデンプンから作られる水に溶けやすい可食フィルム(軟質オブラート)のことを指す[1][2]。軟質オブラートは日本で明治期に独自に発明されたもので英語ではedible paperという[2]。 カルロヴィ・ヴァリのスパ・ワッフル(Lázeňská oplatka)。本来のオブラートの一種。 オブラートは本来はキリスト教のミサで使用される丸くて軽い小型のオブラートに似たせんべいのことで薬の服用にも使用されていた[1][2]。 硬質オブラートはかなり古くから存在したが使われるようになった正確な年代は不明である[1]。水に浸して柔らかくして用いるもので「せんべいオブラート」ともいう[2]。 兵六餅。周囲はオブラートで包まれている 硬質オブラートは日本にも明