益田ミリさんの 『今日の人生3 いつもの場所で』 を読んだ。 益田さんの絵を見、短い文を読むと心がホンワカする。 小学生でも描けそうな素朴な絵(漫画というかイラストというか)で、その日の出来事 感じたことを「今日の人生」として記した絵日記ふうな、やさしい本。 (絵だからこその雰囲気が伝わり、添えられた文も生きるというものですが、 絵が紹介できなくても文だけでも紹介《引用》したくなった) ーーーーーーーーーー 「ぼんやりしないことのほうがもったいない」 益田さんはまだまだ働き盛り。 仕事がら、編集者との打ち合わせとか時間に追われることが多い。 「忙中閑あり」ではないけれど、ある日、知らぬうちにぼんやりし、 その心地よさに浸り、あらためて感慨深く思った。 ーーーーー 「頭上にあるのは記憶の中の桜でもあり」 春のある日、ふと頭の上の桜に目が行った。 目の前(頭上)の桜に思う。 その桜は「いま・こ