ブックマーク / kame710.hatenablog.com (139)

  • 2024.10.1 いつもの場所で - カメキチの目

    益田ミリさんの 『今日の人生3 いつもの場所で』 を読んだ。 益田さんの絵を見、短い文を読むと心がホンワカする。 小学生でも描けそうな素朴な絵(漫画というかイラストというか)で、その日の出来事 感じたことを「今日の人生」として記した絵日記ふうな、やさしい。 (絵だからこその雰囲気が伝わり、添えられた文も生きるというものですが、 絵が紹介できなくても文だけでも紹介《引用》したくなった) ーーーーーーーーーー 「ぼんやりしないことのほうがもったいない」 益田さんはまだまだ働き盛り。 仕事がら、編集者との打ち合わせとか時間に追われることが多い。 「忙中閑あり」ではないけれど、ある日、知らぬうちにぼんやりし、 その心地よさに浸り、あらためて感慨深く思った。 ーーーーー 「頭上にあるのは記憶の中の桜でもあり」 春のある日、ふと頭の上の桜に目が行った。 目の前(頭上)の桜に思う。 その桜は「いま・こ

    2024.10.1 いつもの場所で - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2024/10/01
    水たまりに映った赤信号、素敵な写真ですね〜。益田さんの本、ぼくも何冊か読んだことあります。癒されますよね
  • 2023.10.17 『ぼくらの戦争なんだぜ』(後)  - カメキチの目

    今日は肝心のの中身。 強く感じた二つのことを書きます。 ① 無理してわかる必要はない ② 「小さなことば」をたいせつに ーーーーー ①  無理してわかる必要はない (これは、著者がのなかで引用されている古市憲寿さんという若い方の考えです) 「想像を絶するような光景を写した映像、…を見るとき、ぼくたちは、「かわいそうに」とか 「無残だ」とか「残酷だ」といった感想を持つよりも、どう感じていいのかわからない、 と思ったりするのではないだろうか。 それは、ぼくたちが知っている「日常」のあり方とは、遥かに異なっていて、そのようなあり方を、 どう理解すればいいのか、頭脳では理解していても、おそらく、ぼくたちの感覚が理解することを拒む からだ」 頭では理解できても、経験がないことは実感できない。 (人間が人間であることの一つの大事なものは「想像力」だと思うけれど、 どんなに想像はできても実感はできな

    2023.10.17 『ぼくらの戦争なんだぜ』(後)  - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/10/17
    よく知らない「戦争」を根拠にするのではなく、よく知っている「平和」を根拠にするべき…なるほどです。なんか、ぼくらが語る平和って嘘くさくなるなぁとおもってたんですが、目から鱗です
  • 2023.9.22 「ハイデッガーの蜜蜂」 - カメキチの目

    今日は、②「ハイデッガーの蜜蜂」。 (「ハイデッガーの蜜蜂」とは、ドイツの哲学者ハイデッガーが蜜蜂を用いたある実験について 言及したことを、著者の國分さんが「ハイデッガーの蜜蜂」と命名して述べたものです) (グーグル画像より) 「21世紀の人間は、アマゾンで何かを買ったら一日もしないうちに届いてしまうような、 いわば欲望が瞬間的に満たされる空間に生きている。 そこでは、欲望が自分のなかで醸成されるような溜めも、発酵されるような時間もない。 すべてがダダ漏れになっている。 … 僕は21世紀の人間に対して、この実験台にされたミツバチのようなイメージを持っています。 ある種の傷の否認(おなかの切れ目に気づかない)、過去の参照の放棄(どれだけ飲んだか わからなくなっている)、そして、終らない労働(いつまでも蜜を飲み続ける)」 ーーーーーーーーーー ハイデッガーが言及している蜜蜂を用いたある実験とは

    2023.9.22 「ハイデッガーの蜜蜂」 - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/09/22
    欲望に対する醸成と発酵という考え方が目から鱗です。脊髄反射的ではなく、ぼくはゴミを捨てに行くとき「よくこれだけ買ったな」と思います。買い物はよく考えて本当に「これがいい」というものを選びたいですよね。
  • 2023.9.8 「律」に学ぶ - カメキチの目

    録画しておいた番組『世界ふれあい街歩き』を見た。 歩くところは仏教国ブータンの首都ティンプー、同じく仏教国タイのチェンマイ。 ーーーーー ■ティンプーは、ブータンの首都とはいえ日の地方の小さな町という感じ。 さまざまなマニ車(経典や真言が収められており、回すことで唱えたとされ功徳があると 信じられている。街のあちこちには公的な大きいものが置かれ、私的な小さい携帯可能なものまで いろいろとある)が見られ、多くの人々が功徳を求めて回す。 国民はみんな敬虔な仏教(チベット仏教)徒、信者なのだ。 (グーグル画像より) ブータンは国の目標として、国民みんなが幸せを感じられることを掲げている。 あるシーンでは、丘のような高いところのベンチに腰かけていたおじいさんが、 目の前のティンプーの街並みや山々、空を眺め、「極楽のようだ」と言っていた。 強く印象に残った。 (温泉に浸かっているときぐらいしか「極

    2023.9.8 「律」に学ぶ - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/09/09
    世界ふれあい街歩き、ぼくも地上波でやってた頃大好きでよく見てました〜。すごく良い番組ですよね!
  • 2023.6.27 タンチョウと私の「ねじれ」(釧網本線・茅沼駅) - カメキチの目

    きょうは①「タンチョウと私の「ねじれ」(釧網線・茅沼駅)」 「タンチョウと私の「ねじれ」(釧網線・茅沼駅) もめごとのタネは、つねに人間の側にあるのであって、タンチョウや自然の側にはない。 タンチョウを狩猟の獲物にしたり、かと思えば一転、手厚い保護の対象にしたり、 観光の客寄せにりようしたり…と、 ものごとを複雑にしているのは、いつも人間の方なのだ。 … 「でも釧路湿原を逃げ場所に選んでくれたってのは、ある意味では正解だったんですよ。 もしそれが札幌や旭川周辺の水田地帯だったとしたら、昔の強い農薬で全滅してた可能性があった。 トキやコウノトリの二の舞だったかもしれない」 … 「(タンチョウに「人工給餌」しなければ、彼らの生存自体が危うくなることの)哀しみを、 もっと深く受け止めなければならない」と田中さん(人工給餌をしている方)はいう。… タンチョウへの給餌を、あたかも「人とタンチョウ

    2023.6.27 タンチョウと私の「ねじれ」(釧網本線・茅沼駅) - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/06/27
    花壇の花や芝生は綺麗にされて、道路や壁に生える雑草や苔は取り払われるのと似てますね。身勝手だなと思いつつも、かといって「なんでもOK」とはなれないよなぁ、とか思います
  • 2023.6.16 「世界を引き受けるために」 - カメキチの目

    「世界を引き受けるために」 大風呂敷を広げるような話ですが、私もよく広げます。 (でも、「大ぼら吹き」とは思っていない) 実際がどうでも、気もちだけ壮大であっても、世界の創造主(もしも、そのような方が おいでになれば、これ以上ない寛容なお方に違いない)は、お許しになるに違いない。 ーーーーー 「現代物理学は、統計的な意味における決定論に立つことになった。… 同じような「個」を沢山集めてきた集団の統計的なふるまいについては、 原理的には完全に予言できる。 … (苛酷な環境の南極で、ペンギンたちが、そのまま寒さと飢えに耐えつづけて死ぬか、 待ちかまえるオットセイにわれる危険を冒しても生きるため、魚をとるため海に飛び込むか? その場合) 科学は、あるアルゴリズムに従って飛び込み続ければ、死ぬ(われる)確率は10パーセントで、 遺伝子が残る(われない)確率は90パーセントなどと教える。 一方

    2023.6.16 「世界を引き受けるために」 - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/06/16
    中学生の頃「高校受験は受かるか落ちるか二分の一だ」と先生に言われたことを思い出しました!
  • 2022.6.6 幸田文と田辺聖子の言葉 - カメキチの目

    今日は、②幸田文と田辺聖子の言葉です。 「(幸田文) 老人が軽いというのは、…「時間の扱い方が軽い」ということで、 「時間を軽く障りなく、淡々と扱っていく」ということである。… (それは「大事に扱わない」ということではなく)軽やかに扱うということである。… たとえば、日がな一日、あきずに花に見惚れている、「軽ささえも忘れているような時間を送る」 「老後の仕合せとは、小さい仕合せを次々と新しく積み重ねていくことではないか。… 仕合せには、永代続くものなどない…」 「改めてあたりを見廻すと、今まで気づかなったことで、なんとまあ興ふかいことがたくさんあるか、 おどろくのです」 (田辺聖子) 「私は何もしないで、じっと思いにふけっているという楽しみを、八十になって発見したが、 それは枯淡、というようなものではない。雨の冷たさのおもしろさ。山頭火とショパンの取り合わせの よろしさ。ローズ色の服の着心

    2022.6.6 幸田文と田辺聖子の言葉 - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/06/06
    ぼくは時間に管理されるのではなく管理したいと思ってましたが、軽やかに扱うというのもいいですね!そして、小さい仕合せを次々と新しく積み重ねていくことは、今からでも実践しときたいです
  • 2023.5.26 差別 - カメキチの目

    いま住んでいる街は古い歴史のある土地だからか、歩いていると、しょっちゅう、 神仏に出あう。 私は自称「仏教者」だがいい加減な人間なので、いちいち神仏の区別はしない。 出あえばルーティンのごとく、みな(一方は杖を持っているから)片手で合掌している かのようなポーズをとる。 (よく出あうから面倒なので、鳥居を前にしたからといって「二礼二拍手一拝」に変えない) 仏教はすばらしい教えだと思っているので、死ぬまで学びたい。 というわけで、 ーーーーーーーーーー 『ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか』  佐々木閑 (グーグル画像より) を読んだ。 仏教は、ゴータマがインドでつくったが、身分差別の「権化」とでもいえる 「カースト制度」にどう向き合ったのか? ということが、 私は昔からずっと疑問だった。 その答えが、このには明確でわかりやすく述べられており、深くうなずいた。 ーーーーー 「〈インド

    2023.5.26 差別 - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/05/26
    綺麗事なのですが「この件についてはあなたが1番ですが、あの件なら私が1番です」みたいな、みんなが1番になれる機会がある社会がいいなと思ってます〜
  • 2023.4.25 こんなことがあった ② - カメキチの目

    籠宿への旅を無事おえて、「ほんとうによかったね」と言い合った。 (「合った」は半分ホント、半分はウソ。そう口にしたのは私だけでツレはうなずいただけ) 今年の桜はとても早く、三月の終わりなのに、しかも木曽は山ぶかい土地なのに 見事に開いていた。 ーーーーー (木曽路は、古い民家や少し離れた野原、山の麓に一のシダレ桜がよく見られた。 しかし、ソメイヨシノの並木はほとんどなかった。 籠宿もそうだった。桜だけでなくユキヤナギ、レンギョウ、コブシ、モクレン、花桃などが いっせいに咲き、当日は快晴だったので真っ青な空を背景に、「春が来た」という感じが強くした。 ツレに気を向けていなければならないのに、桜に見とれ、写真撮影に気をとられた。 宿の温泉では湯に気をとられ、早く上がることを忘れてついつい長湯した。 《自分を「やるときはやる!」人間と思っていたが、やっぱり詰めが甘い》 考えてみれば、深刻な

    2023.4.25 こんなことがあった ② - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/04/25
    最後の一文にどきっとしました。お大事になさってください。たとえ同意が得られなくても、声かけあって時を共有するとことが大切なのでしょうね
  • 2023.3.21 「脚下照顧」 - カメキチの目

    (また、連続朝ドラ『舞いあがれ』から) 最近の場面が印象にのこった。 (いまでは主人公舞ちゃんは幼友達の貴司くんと夫婦となり、プライベートでも幸せな日々を すごしている) ある風の強い日、停電になり、蠟燭をともして貴司くんと肩をならべていたとき、 彼がゆらめく仄かな蝋燭のともしびを見ながら、 「暗くて遠いところは見通せないけど、足元のような近くはよう見えんねんで」と (いう意味のことを)言った。 いっしょに見ていたツレが、「貴司くん、いいことを言うね」とつぶやいた。 同じように見ていても、ときどきボーっとするこちらは「いいこと」に 気がつかなかったが、彼女に聞いて後で深くうなずいた。 そして、大好きな禅言「脚下照顧」を連想した。 (グーグル画像より) 自分の足元を見つめて丁寧に生きる大切さに気づかせる言葉だ。 ーーーーー 障害を負ってからは、とぼとぼヨロヨロ、杖をつき、人の3、4倍も時間を

    2023.3.21 「脚下照顧」 - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/03/21
    脚下照顧、ステキな言葉ですね。地に足をつけて、一歩一歩を大切に自分に1番近い足元を大切に暮らしていく。ぼくも大切にしたいなと思いました
  • 2023.2.28 トイレなき経済成長のインド - カメキチの目

    先日、よく聞くようになった「キッチンカー」の特集をテレビでやっていた。 1台では、限られた料理、メニューしか用意、供給できないけれど、 たくさん集まれば災害時に大活躍できるという。 その放送と前後して、「トイレカー」というものが紹介されているのをみた。 「トイレカー」は「キッチンカー」と似ているが、造りがちょっと大き目。 荷台にはキッチンではなくトイレが設置され、排せつ物をためなくてはならない。 (グーグル画像より) なんで「トイレカ―」? これはまったく災害目的に開発され、すでに、九州北部豪雨や熊地震でも 避難場所の被災者のみなさんに利用してもらい、たいへん喜ばれたという。 (地球から見ればすぐ隣どおしで起きている二つの大不幸。一方は1年目を迎えた戦争。 もう一方はトルコ南東部の大地震。 戦争は人間そのものだけでなくその人間に関わるすべてが破壊される。「破壊」を目的に投入される 兵器=

    2023.2.28 トイレなき経済成長のインド - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/02/28
    この本、ぼくもラジオで紹介されてるのを聞いて気になってました。意外なインドの実態ですよね。今やトイレは人間の尊厳に直結してる大事なことですよね
  • 2023.2.21 『ガラパゴス』 - カメキチの目

    あまりにすばらしいテレビドラマをみた。 『ガラパゴス』という。 NHKのその番組HPには、 働くこと。生きること。誰もが、幸せになっていいはずだ。 団地の一室で発見された、青年の遺体。 自殺とされたその死は、大きな悪の構図によって仕組まれた殺害だった。 刑事は、ある派遣労働会社の謎へと鋭く迫る! とあった。 残念なことを一ついうなら、BSプレミアムの番組だったこと。 (いつか総合で放送されてほしい。されたら是非とも見てください!) ともかく、見ごたえのあるほんとうにすばらしいドラマだった。 (原作は。活字という味気のない媒体で表された物語が、すべてが音や映像をとおし、 つまり動画として生きているかのように表現する映画テレビの力を、あらためて痛感) この物語、作品は、現代日の数々の社会問題のうち、「ある派遣労働会社」と その派遣労働がなければ成りたたない産業、経済という核心をつく。 (

    rito-jh
    rito-jh 2023/02/21
    以前、原作の小説を読みました。読み応えのある社会派の物語でしたね。
  • 2023.2.10 本心は(努力)したくない - カメキチの目

    (前に「ボケてきても安心な社会」の記事を書きました。 きょうはそのダメ押しで、二つの話です) ① 数日前、地域のテレビニュースにあったこと。 「県民割の第2弾も大好評のうちに、予算枠に達したので終了しました。 受けつけ後、30分で終わったところもあったそうです。 店の前には長い行列ができ、また、その店に向かう道路は車で混雑していました」 街の人の声。 「得をした」「利用してよかった」と相好をくずす人がほとんどだったが、 なかに(損こそしないけれど)利用したくてもできなかった小父さんの 悔しそうに話す顔が印象的だった。 (取材者にも小父さんの悔しさが伝わってきただろうに。 そうなら、このニュース番組で「よかった…」と騒ぐばかりでなく、問題点を抉ればよかったのに) ーーーーー 「旅支援」「都道府県民割」など、カネの出どころは税金。われわれのフトコロ。 (だから、ホントはすこしも得なわけではない

    2023.2.10 本心は(努力)したくない - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/02/10
    旅行支援は他にも(ぼくみたいな)連休が取れない、休みが事前にわからない人も恩恵にあずかることができず、旅行に行く余裕のある人しか得しなくて、むしろばら撒いてくれた方が平等なんだけどなぁ、とか思います。
  • 2023.1.31 ボケてきても安心な社会 - カメキチの目

    ネットの買いものは、前なら支払いに「代引き」があったのに、 いつのまにかなくなっていた。 いまでは(「銀行振り込み」などもあるが)コンビニ設置の機械の指令にしたがい、 必要な情報を正確に(機械が読みとれるよう)入力しなければならない。 複雑で繊細な(と私は感じる)操作をくり返し、やっとのことで支払いできる。 (うまくいくとホッとするが、疲れる。うまくいかずイラつき、店員さんを呼んだこともある。 それに懲り、いまは支払いに複雑な動作を要求する商品の購入は避けている) 買いものの支払いに限らず、よく似たことがますます増えていっている 現在のコンピュータ全盛のデジタル化社会。 目や耳がよく、頭もまわり、指の動作もなめらかな人には難なくできることでも、 目も耳もわるく、頭がにぶく、手も不器用な高齢者、障害者は生活しにくい、 生きていきにくい世の中になった。 (「新しいテクノロジーについていけない者

    2023.1.31 ボケてきても安心な社会 - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/01/31
    実はこれユニバーサルデザインとかダイバーシティとか謳ってても取り残される方がいらっしゃるからあえて使わなければならない言葉なのでは?と思ってしまいました。ご高齢の方だけで無く子どもも不在な社会ですよね
  • 2023.1.24 軍事費大増大→戦争の危険 「杞憂」だろうか? - カメキチの目

    「クリスマス停戦」の記事に養老孟司さんの言葉を載せました。 「ヒトには悪い癖がある。 それは可能なことならやろうとする、という習性である。…動機はさまざま… 行為には、行われてしまえばそれまで、という面がある。 ヒト社会は、どれだけ長期にわたって、殺人を禁止してきたか」 ーーーーー 昨年の12月。ある日のヤフーニュースにはこういうのがありました。 一つ目 「政府は2023年からの5年間の防衛費を、これまでの約1.5倍となる総額43兆円に増額… 追加財源が必要となる2027年度以降は、年間約4兆円分のうち1兆円余りを増税で確保する… 防衛費増額の議論が進む背景には、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、北朝鮮のミサイル開発… 中国が軍備の拡張と海洋進出を続けていること… 国際情勢が緊迫化する中、岸田首相は防衛費の増額を巡り、増税を検討する考え… 政府は2023年度からの5年間で、防衛費を増額す

    rito-jh
    rito-jh 2023/01/25
    軍事力を持たないと諸外国に「侵略してくれていいですよ」という意思表示になるというのはわからないでもないのですが、高値でふっかけられた兵器を言い値で買うことへの説明はもうちょっと欲しいなぁと思いますねぇ
  • 2023.1.20 生活を支えるトラック - カメキチの目

    子どものころ、近くには一軒の料品が主のごく小さな雑貨店しかなかった。 衣類や文房具などがいるときは、7㎞ほど離れた田舎町の中心部に出かけなければ ならなかった。 (当時はこれがふつうで、こういう状態しか知らなかったので、「不便」と感じたことはなかった) ーーーーー 動物は、たえずべ物、獲物をさがし、狙っている。 (「生きる」ことは「べる」ことなのだ) 「」は人間にも、過去とか現代、未来をこえて絶対的。 豊富でなくても「べる」ことは欠かせない。 (料品を中心にさまざまな生活必需品がいつでもおかれているスーパーやコンビニなどは 安心して生きてゆくためになくてはならない。 いまは必要なものがそこで見つからなければネットで探し、注文し、宅配してもらうという 新たな求めかた、買いかたが出現し、そのサービス、恩恵に多くの人があずかっている) ーーーーー いまの日ではたいていのところが、少

    2023.1.20 生活を支えるトラック - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/01/21
    ネット通販を使うようになってトラックの運転手さんを意識するようになりました。大変な仕事だなぁと思います。そういえば今やってる5色の戦隊モノの赤レンジャーが普段は配送業をしていて、時代だなぁと思いました
  • 2023.1.17 「クリスマス」と「停戦」 - カメキチの目

    先日、ニュースでプーチンが「クリスマス停戦」を提案していると聞き、 心でも、実際でも舌うちした。 プーと同じく、(しかたないのに)「クリスマス停戦」という言葉そのものにも 腹がたった。 「クリスマス停戦」が気になりネットで調べ、考えてみた。 (注:ロシアもヨーロッパに含めます) ーーーーーーーーーー 「クリスマス停戦」。なんという矛盾した言葉。 分解すれば、「クリスマス」と「停戦」。 人にもっとも大事なのは「愛」「隣人愛」と説いたイエスが生まれためでたい日、 祝福された日だけは、国家による集団的殺人行為、戦争はしないでおこうという。 陸続きのヨーロッパ(続いていなくともイギリスは海峡トンネルで結ばれるくらい)では、 昔からケンカ、小競り合い、戦争が絶えなかった。 科学技術が進んでからは欲望が刺激され、富(財貨と植民地)を求めヨーロッパを 飛びだし、世界中で戦争をし、現地民を惨殺、酷使、ある

    2023.1.17 「クリスマス」と「停戦」 - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/01/17
    最前線で向かい合ってる兵隊同士がクリスマスに停戦するから美談であって、トップが謳うのはなんか違いますよね…早く集結してほしいです
  • 2023.1.3 明けおめ - カメキチの目

    明けましておめでとうございます。 ことしもよろしくお願いします。 しばらく休んだのは、引っこしという突然の出来事と、それに関したあれやこれの ためだった。 (こんどのことでは、障害者になったときと同様、人生には思わぬことが起きるものだとあらためて 感じています。 新年いちばんはこのことをネタにしました) 老いて引っこしすることになろうとは夢にも思わなかった。 生活に気楽な自分でも、住みなれたところを離れることになるので、引っこしを 決めるまでには迷い考えることが、それなりにいろいろあった。 いまは、アパート(コーポ)に住んでいる。 (6戸だけの小さな2階建ての1階部分。階段に人があがる音、小さな子どもの跳ねる音がときどき するくらいで気に入った。 新婚または若夫婦むけの物件らしく、老人は「危ない」と思われているのか、65歳以上の老人 ということで、私たちは案内《には載っていなかったのに》の

    2023.1.3 明けおめ - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2023/01/07
    お引越し、お疲れ様でしたぁ。そのような理由があったのですね。それにしても、いろいろな出来事があるものですね…ぼくもそうなったら…うーん、引っ越しかなぁ…?
  • 2022.11.25 しばらく休みます - カメキチの目

    題名に書いたとおりしばらくブログを休みます。 (体調を崩したわけではないです。ちょっと突然の用事が起こり、それへの対処のため。 いろいろ考え思うこともあり、不器用な自分には「ブログやりながら…」はむずかしいのです。 また「お会いする」日を楽しみにしています) ちりとてちん

    2022.11.25 しばらく休みます - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2022/12/02
    無理なされず、落ち着いたら戻っていらしてくださいね!
  • 2022.11.11 つながる(社会) - カメキチの目

    ④つながる(社会) 「つながり」「縁」のいちばん直接的で身近なものは、いうまでもなく「血縁」。 次に身近なものは「地縁」。 (ではさいごに「社縁」、つまり勤め先など血縁でも地縁でもないものもありました) ーーーーーーーーーー はじめは血縁にもとづく「イエ」、「家族」。 【引用】「〈家族-自然と文化をつなぐもの〉 家では人は自由に、恥ずかしげもなく振る舞う。 →ヒトの「生き物」としての側面を「家族」に留め置くことで、それを「社会」の側に持ち込ませず 「社会」が「社会」であることを可能にする。 ヒトの「自然」を安全に囲い込むことによって「社会」を可能にするシェルターないし安全弁、 それが「家族」という社会組織の根源的な役割」 家では、たいていのことは安心して行える。「恥ずかしげもなく振る舞」える。 「家」は自分のいちばん身近なアイデンティティみたいなもので、ふだん、 意識することはない。 そ

    2022.11.11 つながる(社会) - カメキチの目
    rito-jh
    rito-jh 2022/11/11
    値上げをチャンスに本当に欲しいものを考える、確かにそうですね。何でもかんでも欲しいってわけじゃないですもんね。値上げを歓迎するわけではありませんが、少しでもポジティブに考える、大事だなと思いました。