東寺百合文書WEBでは、人名や地名など、文書の検索に利用するデータの多くを「東寺文書検索システム」(東寺文書データベース作成委員会が文部省・日本学術振興会平成7-12年度科学研究費補助金[研究成果公開促進費]の交付を受けて作成・頒布、2001年)からいただいて使用しています。
吉川弘文館の「歴史文化ライブラリー」は、普段は高度な専門分野に携わる研究家の方々の研究内容を、一般読者が手軽にその一端に触れられるように配慮された、読みやすさを重視した叢書として、貴重な機会を継続的に提供し続けているシリーズです。 扱われる内容も、あらゆる分野の「歴史」をテーマにした内容が揃っており、一般的な歴史書ではなかなか扱われないテーマが扱われたりすることもありますので、新刊が出る度に、今度はどんな歴史シーンを紹介してくれるのか楽しみになります。 今回は、そんなシリーズの特徴である、読みやすさを前面に打ち出した一冊「戦乱の中の情報伝達」(酒井紀美)をご紹介いたします。 本書は室町時代中期、丁度、応仁の乱直前の京都の東寺とその庄園であった岡山の新見庄(著者もあとがきで述べていらっしゃいますが、非電化時代の伯備線における末期のSL撮影で有名だった場所です)との往復書簡から見た、当時の庄園
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く