【AFP=時事】激しい頭痛に苦しんでいた米カリフォルニア(California)州在住の男性の頭痛の原因が、脳内に、いわゆるサナダムシと呼ばれる条虫の幼虫が寄生していたことだと分かった。地元メディアが5日、報じた。 男性の脳内に4年間寄生、珍しい条虫を摘出 地元紙ナパ・バレー・レジスター(Napa Valley Register)の取材に応じた医師団によれば、サクラメント(Sacramento)に住む学生、ルイス・オーティス(Luis Ortiz)さん(26)の脳内に条虫の幼虫が寄生し、命の危険が迫っていたという。 担当の神経外科医によれば、サナダムシはオーティスさんの脳の中で、「瓶のコルク栓(せん)」のように嚢胞(のうほう)を作り、それによって、脳室に流れる脳脊髄(せきずい)液がせき止められていたという。 激しい頭痛と吐き気を訴えて病院の救急治療室に運ばれたオーティスさんは、その後
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