巨人が高橋由伸外野手(39)に対し、来季は選手兼任コーチを任せる方針を固め、近日中にも要請することが6日、分かった。高橋由は将来的な監督候補に挙げられ、球団は兼任コーチを務めることでリーグ3連覇を達成した原辰徳監督(56)の帝王学を学ばせたい意向だ。要請を受ければ、選手兼任コーチから巨人監督を務めた長嶋茂雄氏(巨人終身名誉監督)、王貞治氏(ソフトバンク球団会長)と同じ道を歩むことになる。 【写真】原監督からと話す高橋由 兼任コーチなら帝王学を学ぶ機会も… 来年4月に40歳を迎える高橋由に、巨人は新たなステップを用意していた。複数の球団関係者によれば、この日までに選手兼任コーチとしての契約を用意。ある球団関係者も「その話は聞いている」と認めた。この日、チームがレギュラーシーズン終了という一つの区切りを迎えたことで、近日中に打診するという。 高橋由は97年に慶大から逆指名で入団。1年目から