4月4日、ブラウン大学のあるロードアイランド州プロヴィデンスへ。前回この街に来た時は病気で寝込んでいたので実質的に初めて。泊まったホテルになんだか有名らしいシーフードレストランがあったのでエビとホタテのパスタを食べた。おいしかった。でも高い(ブラウン大学に感謝)。3日間の滞在中、ホテル内のスターバックスで知る人ぞ知る裏メニューから毎日違うものを注文して怪しまれる。 5日、まずブラウン大学の小児内分泌科医フィル・グラプソさんと会う。ローソン・ウィルキンス(小児内分泌科のパイオニアで、心理学者ジョン・マネーらと共同研究をしていた)直系にも関わらず90年代にいち早くインターセックス医療を変革する必要に気づいた医者のうちの一人。その経緯について聞かせてもらった。 グラプソ氏の話によると、ジョン・コラピントによる「双子の症例」の記事が『ローリングストーン』に載ったちょうどその頃、グラプソ氏自身が80