人権侵害が北京の路上で起ころうが、チベットの山中で起ころうが、アムネスティ・インターナショナルはその行為を非難する。 (アムネスティ国際ニュース 2008年3月12日) 非暴力の抗議行動に参加した人びとへの中国当局による厳しい弾圧・・・ これは、チベットの首都ラサで3月10日に行われた400人にものぼる僧侶の抗議行動に始まりました。発端は、ダライ・ラマの非難を紙に書かせることを強制するなどの政治的プロパガンダ・キャンペーンを緩和するよう要求する僧侶たちの平和的なデモ行進でした。 50人以上の僧侶が路上で拘束されました。後日、彼らの釈放を求めて集まった群集に向け、警察と軍は催涙ガスを発砲、電気棒などを使用して参加者を殴打し、群集を解散させるために実弾を発射したのです。 中国当局による厳戒態勢の中、警察と軍隊によって包囲されたラサの3つの主要な僧院では、僧侶たちが監禁さています。また