[ミュンヘン(ドイツ) 11日 ロイター] ドイツ南部バイエルン州ダッハウの裁判所で11日、横領の罪で起訴されていた被告(54)が、判決読み上げの最中に隠し持っていた拳銃で検察官(31)を射殺する事件があった。警察などが明らかにした。 検察官は数発の銃弾を受け、搬送先の病院で死亡が確認された。公判担当を始めたばかりの若手検察官だった。 警察によると、被告はその場で取り押さえられ、殺人の疑いで逮捕されたという。 被告は、従業員の国民保健料4万4000ユーロ(約430万円)を支払わなかったとして罪に問われていた。 【関連記事】 病院の騒音レベル、チェーンソーと同程度にも=米研究 インド国内の牛乳約7割に混入物、洗剤や肥料も ベートーベン手書きの手紙公開へ、苦しい経済状況など訴え 健康志向の女性は南部に多い傾向、男性は北部に=調査 「世界終末時計」が残り5分に、核軍縮の進展見ら