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2013年4月23日のブックマーク (1件)

  • 緊縮論争に火:ラインハート=ロゴフ論文は誤りか

    (英エコノミスト誌 2013年4月20日号) 債務と成長の関係を分析した影響力の大きい論文が攻撃にさらされている。 政府の債務水準は大きな問題だ。デフォルト(債務不履行)や金融恐慌は財務相にとって悪夢だ。政府の借り入れは民間投資を減少させる「クラウディングアウト」につながり、成長の足を引っ張る恐れがある。しかし、経済学者らは国が債務水準の心配をすべきタイミングをなかなか特定できなかった。 現在ハーバード大学ケネディスクールの教授を務めるカーメン・ラインハート氏とハーバード大学の経済学者ケネス・ロゴフ氏は2010年の論文で、この問題に対する答えを出したかに見えた。政府の債務残高が国内総生産(GDP)の90%を超えると成長が大きく停滞するというのが両氏の主張だった。 緊縮推進派の「武器」になった大論文 90%という数字は瞬く間に、緊縮政策を巡る政治論争における格好の材料となった。共和党所属の米

    rna
    rna 2013/04/23
    政府債務のGDP比率と経済成長率には負の相関があるが、90%の閾値を超えると成長率が急激に悪化する(非線形な相関がある)とした説が誤りだったという話。そもそもその相関が意味する因果の向きは未だに不明とも。