知り合いの50代の女性に「新しい国を作るので資金援助してほしい」と持ちかけ、5000万円をだましとったとして60代の男女あわせて3人が詐欺の疑いで警察に逮捕されました。 警察によりますと、東京に住む50代の女性が、平成25年に知人の紹介で知り合った女から「新しい国を作るので資金を援助してほしい。金は高額の利息をつけて、返してほしいときに返す」と持ちかけられたということです。 女性は話を信用し、現金や振り込みなどであわせて5000万円を支払いましたが、その後「金を返して欲しい」と連絡しても金が戻ってこなかったことから県警察本部に相談して事件が発覚したということです。 警察が捜査した結果、3人が事件に関わっていた疑いが強まり7日逮捕しました。 逮捕されたのは指示役とみられる住居不定の会社役員、王見禎宏容疑者(65)ら60代の男女3人で、警察は3人の認否を明らかにしていません。 警察は3人が共犯