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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/kataru2000 (15)

  • ギララガッパの頃 - くらやみのスキャナー

    僕が幼稚園に通っていたときに、弟が生まれた。幼稚園の先生に弟の名前を聞かれ、僕はこう答えた。 「ギララガッパ」 先生は「ちゃんと当のことを答えなさい」といったけれど、僕はギララガッパ以外の名前を言わなかった。怒った先生は親に報告したので、このことはおりある毎に繰り返される、我が家的にユーメーな話なのである。 僕はこのギララガッパという名前を、自分で考えたものだとずっと思いこんでいた。もちろん、松竹が1967年に公開した『宇宙大怪獣ギララ』と、日活が同じ年に公開した『大巨獣ガッパ』という、2大B級怪獣映画の名前を合成しただけにしろ(当時僕は3度の飯より怪獣が好きだったし)…。 しかし、1994年初夏、竹書房より復刊された天才バカボンの第一巻第一話を数十年ぶりに読み僕はひっくり返った。なんのことはない、バカボンのネタを幼稚園児の僕は、そのまま言っていただけだったのだ。 赤塚先生のご冥福をお祈

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    rna 2008/08/04
  • 年末に、リアルについて考える - くらやみのスキャナー

    今年一番、かどうかはわかりませんが、年末に一番ぐっときたエントリは佐々木俊尚さんの「ソーシャルメディアとしてのケータイ小説」でした。http://japan.cnet.com/blog/sasaki/2007/12/20/entry_25003250/つっこみ所も多々あるんですが(←上から目線)、この熱い語り口が良いですよねえ。それになんだか読んでいるといろいろインスパイアされるというか。なのでほぼ同じテーマですが、僕なりに言い直してみた文章が↓以下であります。---------統計の示すところによれば、(少なくとも日では)仮にあなたや僕が他人から殺されるとしたら、その犯人である可能性がもっとも高いのは家族であり、次に友人、その次が同僚や同級生となる。面識の無い赤の他人から殺される可能性は、まず無いと言ってよいらしい。しかし、家族と自分の家の中にいて、身の危険を感じる人は稀だろう。逆に、

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    rna 2008/01/01
    「リアルという言葉は不安という言葉とよく似ている」
  • ワードアートもオートシェイプもバカにできない - くらやみのスキャナー

    ワタクシ、諸事情あって先日エクセルのみでチラシを作らなきゃいけない羽目に陥りまして、もーイヤこんな生活、と思ったのですが、いざエクセルを触ってみたら、これが意外にいろいろできるんですよ。ほとんどの方がご存知だと思いますが、エクセルにはワードアートという、なんというか手軽にロゴを描く機能があって、それをそのまま使うと↓のようなロゴができます。たぶん公民館とか、そーゆー場所の壁で見たことある人も多いのではないかと。ワードアートを無意識に使うと、はっきりいって相当アクの強いデザインになりがちです。が、おとなしめのものを作る気になれば、別に普通に作れるのですね。↓もワードアートで作ったものです。グラデーションをオートシェイプを利用して一旦作る→Windowsのアクセサリに入っているペイントを利用してjpgに変換→ワードアートの背景に読み込ませる…という手間はかかっていますが、まああまりアクは感じな

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    rna 2007/11/17
  • 東京から1時間で行ける… - くらやみのスキャナー

  • 自己啓発モンダイを考える。 - くらやみのスキャナー

    沢尻エリカモンダイ同様やや昔の話題となってしまうが、栗原裕一郎さんによる岡田斗司夫『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)の書評、及びそれに対するぶくまでの反応が非常に興味深かった。どこがどう興味深かったのかざっくり言うと、「自己啓発」「ライフハック」「GTD」というものに対する世間の評価・反応は賛否真っ二つだなあと。ほいで「自己啓発」というものの位置づけを自分なりに考えてみたのが下の図だがどんなものだろうか。その昔、60年代くらいだと、↓の赤く囲んだエリアに活力があったように思う。哲学・心理学と学生運動や市民運動。哲学も心理学もほとんどの人にとっては難解過ぎたはずだし、デモや投石を行って世界を変えられると思うのは、(当時としても)単純過ぎやしないかという懸念はあったはずだ。ただ、自分というものは複雑で把握し辛く、しかし世界はシンプルな方法で変えられるという認識は、概ね共有されていたのでは

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    rna 2007/10/14
    世界-自分軸×シンプル-複雑軸
  • 増田的なエントリ - くらやみのスキャナー

    メシを作るのが楽しい。それくらいしか楽しみが無い。もともとい意地は張っているほうだが、目下金銭的に「べ歩き」のような優雅なマネができない状況にあり(目下が長えな)、いたいものがあれば自作するしか無いんである。いたいメシが、全てもれなく、即作れる料理の腕前と知識があったら楽しいだろうな。現状作っていてとりわけ楽しいのは、ポテトサラダ、小鯵の南蛮漬け、揚げ出し豆腐、餃子、煮豚など、微妙に一手間多いメニュー。その一手間が形になるとうれしい。もっともどれも和民やオリジン弁当等でえるもんばっかだが。ムダっちゃムダだ。あとケーキね。ケーキ作りは楽しいお。だからこれは、手間が楽しいのかもしれない。なんなら魚は釣って(海のそばに引っ越さなければ無理だが)、野菜は畑を借りて作りたいくらいの勢いである。そこまで徹底すればさらにおもしろいだろう。だがなぜこんなに無駄なことがやりたいのだろう。まあメシ作

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    rna 2007/05/29
    しかし家事を外部化した家はもはや「家」ではないかも。プライベートな空間としての機能がある程度損なわれる事は避けられないと思う。
  • 生存報告更新 - くらやみのスキャナー

    ナタリー:加護、週刊誌報道を受け事務所解雇久しぶりの更新がこの↑記事についてなのはどうかという話もありますが。自分は加護亜依さんに特に思い入れは無いし、経緯を考えるに「この人心では、ずっと芸能界が辞めたかったんだろうなあ」と思わないでもないですが。それはともかく。世の中には未成年の喫煙・飲酒をはじめとして、賭けマージャン(トランプ・花札)、車のスピード違反等、法律違反には違い無いんだけど、被害者が出たわけでは無いので、発覚してもなあなあで済ませられる違反がありますな。しかし公人・芸能人・スポーツ選手etcの場合、場合によっては地位を追われたりするじゃないすか。ああいうのは良くない。なんでかっていうと、公人・芸能人・スポーツ選手etcという地位が特権的で神聖だと主張されている気になるから。この手の違反は明解な罰則を作り、それを周知させ、ただし罰を受けたならその話はそれまで! とした方が良い

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    rna 2007/03/28
    ワサビ禁止法の提案
  • 長引く柳沢厚労相問題とフェミニズムの憂鬱 - くらやみのスキャナー

    僕は柳沢伯夫厚生労働相問題というのは、あっというまに消費され忘却されるだろうと思ったのだけど、意外にもいまだに話題にされている。そろそろ当ブログの更新でもしようかという時にちょっと驚いたのでなんか書いてみる。----------選挙運動というものは、道行く人に頭を下げてお願いして一票入れていただく、という形が基だろう。マスメディアで政策を語るとかそっちの方が重要だろうという意見もあろうが現状として。そうだとして、たとえば中野の駅前の選挙演説で「中野区からはだいたい8万票必要なのでよろしくお願いします」と訴えてもばかばかしくて話にならないだろう*1。「あなたの一票がどうしても必要なのです」というような内容を訴えなければ。そして建前とは言っても当選したあかつきには「みなさまの中の一人の力が欠けても自分は当選できなかった、あなたのお陰で当選できたのです、当にありがとうございました」くらい言わ

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    rna 2007/02/08
    「官僚ならいざしらず、人間を頭数と捉え数値目標を語ってしまうような政治家は、センス的にはやっぱり政治家失格なのだと思う」そうだと思う。フェミニズムの件も興味深い。
  • 新春エロ放談 ‐DJ OZMAと三洋電機事件をめぐって‐ - くらやみのスキャナー

    ■[etc][時事ネタ]新春エロ放談 ‐DJ OZMAと三洋電機事件をめぐって‐ 唐突に話は始まる。相撲、囲碁将棋、オペラ、歌舞伎、園芸などに関するテレビ番組は、NHK以外の局ではあまり観ることができない。民放に類似番組がほとんど無いということは、あまり視聴率が取れない→観ている人が少ないことを、まあ意味するのだろう。しかし少数派の趣味であっても(あるいはメジャーな趣味だがテレビ向きと思われてなくとも)、それらが文化として重要でありテレビとしてフォローする必要があるという判断を、NHKは下している。そういった番組作りを受信料を使ってやるべきか否かという話は面倒だから措いておく。 NHK文化として認めるものは、しかし古典的なジャンルばかりではない。“サブカル全般”だってそうなのだ。「トップランナー」に出てくるアーティストや、ラジオだが「NHKライブビート」に出てくるアーティスト達は、場合に

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    rna 2007/01/06
    「「ひとりで見るおっぱいは最高だけど、家族で見るおっぱいは最悪だ」という名言」
  • マルチに嵌る人を笑えるのか - くらやみのスキャナー

    ■[etc][時事ネタ]マルチに嵌る人を笑えるのか どうも80年代ネタなどより時事ネタのほうが断然多くの人に読んでもらえるようである。複雑な気分だけど、また時事ネタを書くことにする。はたして我々(って誰だよ)は、マルチ商法に嵌る人を笑えるのかという話。 しょっぱなから話を広げるけど、思うに、現役世代が高齢者を支える国民年金制度なんてのも、発想はマルチすれすれだったのではないのか。医学が普通に発展すれば平均寿命は絶対延びていくし、狭い日でいつまでも出生率が上がり続けるわきゃないというのも、考えるまでも無い気がするのだが。 企業の年功序列賃金も、マルチ並みの発想だろう。業績が右肩上がりで会社の規模が拡大していき、どんどん新人が入社するときは良いけど、横ばいになって人件費が増やせなくなった瞬間に破綻…とまではいかなくとも、同じ数の人間がそれまでより成績を上げ続けることを強いられるばかげた制度で

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    rna 2006/12/21
    そういやこんな話もあった。http://homepage3.nifty.com/uotani/nezumiko.htm
  • ネガティブチェック症候群といじめ問題 - くらやみのスキャナー

    今年ももう終わりですね。年内にあと何回更新できるかわからないので、今年を振り返った時事ネタでも書こうと思う。えーいじめについて。まあ果たして当に過去に比べいじめは増えているのか? 悪質になっているのか? 等々の論点もありましょうが、そこはスルーして…。また僕はとうに子供ではないし、自分の子供もいないので、今のいじめの実態は全然わからない。憶測だけで書くのでよろしくです。 -----------ネガティブチェックという言葉をご存知だろう(か)。おもに企業が企画などに対して、リスク要因を潰すため、事前に徹底的にその欠点を洗い出す作業を言う…のだと思う。若手が徹夜で作った企画を、ベテランが翌日の会議でケチョンケチョンに貶めるようなイメージがあって、個人的にはどうもよろしくないが、お金や信用がからむ以上重要な作業なのだと思う。往々にしてネガティブチェックは、対象の長所をブラッシュアップすることよ

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    rna 2006/12/13
    世の中に余裕がなくなってきてるから細かいことが気になったり他人の足引っ張ったりするんじゃないだろうか。不景気続きでゼロサムゲーム的世界観が刷り込まれてきた結果か?
  • 実相寺昭雄監督死去 - くらやみのスキャナー

    80年代話はまだ続くのですが、これに触れないわけにはいかない(注:このエントリは画像を見ていただければと…)。あれは中学校2年生の時だったと思う。その日僕は学校をサボり、たまたま午前10時ごろテレビをつけたらウルトラセブンの再放送をやっていた。実相寺昭雄さんが脚を書き演出した第45話『円盤が来た』だった。天体望遠鏡で星を見るのが趣味の冴えない青年、フクシンさんがこの話の主人公である。彼は近所のDQNに騒音による嫌がらせを受けたり、睡眠不足が原因のヘマを勤めている工場で叱責されたりしながらも、夜な夜な星を眺めていた。ある晩彼は望遠鏡で宇宙人の円盤を発見し、ウルトラ警備隊に通報する。ウルトラ警備隊はアマチュア天文家からの情報ということで調査をするが、円盤は発見できない。翌日再びフクシンさんは円盤を見つけ通報するが、今度はあまり真剣に取り合ってもらえない。工場から自転車で帰宅する途中、偶然知り

  • 電車でみかけたこんな人、あんな恋 - くらやみのスキャナー

    おくればせながら、はてなのパパことid:kanoseさんのエントリARTIFACT@ハテナ系 :昔からいた電車の床に座り込む人たちに反応してみたいと思います。ロートルの語る昭和の昔、電車内の風景について。●ゴミは座席下にまず、列車内でゴミは座席下に捨てるのがマナーという話だけど、1950年代東海道線で撮られたという下の写真を見て欲しい。「ええ! 昔の電車の床ってこんなに汚いの?」と思われるかも知れないけど、1970年頃の僕の記憶では、ある程度の長距離を走る電車では、定期的に車内清掃のひとがやってきた。なので、それに合わせてみんな弁当のゴミはもちろん、ポケットのちり紙や鞄の中の紙くずなども(わざわざ)取り出して床に捨てていた。その瞬間の写真だからとりわけ汚いのだと思う。(運行中の)車内清掃っていつなくなったのだろう。●電車内ではズボンを脱ぐ残念ながら写真は無いのだが、電車に乗るとおもむろに

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    rna 2006/10/15
    逆にここ数十年でそれなりにお行儀よくなったのは何故だろう。
  • なんとなく日経をdisってみる もしくはディスコミュの溝は金で埋まるのか - くらやみのスキャナー

    ひっじょうに今更ですが、タヒチくんだりで子を殺してる作家の話題があったじゃないすか。ワタクシも愛家の端くれとして義憤に駆られはしましたが、それはおいといて、あの、なんつうかあれはダシに使われてるんであって、日経新聞社があの作家を通して主張したかったのは、性愛の悦び≒生きる意味だってことですよね。セックスの無い人生なんか意味無いと。すわ少子化対策を意識した主張かと思いきや、違いますよね子殺しちゃうんだから。なんか昔から日経ってそんなことばっか言ってる気がする。取りあえずは96年の連載小説『失楽園』。53才男性と37才女性のW不倫心中物語。まあ↓の図を見てください。濡れ場で株価が上がるって言われてもなあ。それから02年に創刊した『日経おとなのOFF』。これに関しては斉藤美奈子女史が『男性誌探訪』(朝日新聞社)で書いた解説文がおもしろいので長いけど引用する。後発とはいえ「日経おとなのOF

  • ハルヒ=ほうれん荘仮説 - くらやみのスキャナー

    常に流行に後ノリするみっともない中年のオレが来ましたよ。YouTubeでアニメ見たりブックオフで文庫買ったりして(ろくでもないなあ)なんとか追いついたので何か書いてみる。ワタクシが『涼宮ハルヒの憂』を見て読んで一番目に思ったことが、なんか『マカロニほうれん荘』*1みたいな話だなあ、ということだった。『マカロニ〜』を知らない若者のために数コマスキャンしてみた↓こういうマンガである。ここで両作品の主なキャラの設定の異同をちょっと検証してみたい↑これはねえ、男女が反転してるだけで、実にきれいに対応していると思う。このひざかたさんというキャラはハチクロの森田さんなんかの元祖とも言えそうで*2、鴨川つばめさんの先見性を讃えるべきであろう。↑まあ、きんどーさんは、こまわり君の伝統を受け継ぐ異形のルックスで、つまりは、やや古典的なキャラなので、あんまり対応しないのも致し方ないのである。ただ二人の口調は

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    rna 2006/07/05
    懐かしい。沖田が反感を持たれない理由→「もーいや!こんな生活!」
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