河野太郎規制改革相は18日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン接種の打ち手を確保するため薬剤師の活用を検討すると表明した。現在、接種できるのは医師、看護師、歯科医師に限る。「薬剤師も次の検討対象になる」と明言した。政府は4月、打ち手不足の解消に向け、歯科医師によるワクチン接種を条件付きで容認した。河野氏は「その先をどうするか考えようとしている。医師や看護師、歯科医師でどれくらい打
五輪に反対する横断幕を掲げる団体の街宣活動で警備に当たる警察官(手前)=東京都中央区晴海で2021年4月23日午後6時58分、斎藤文太郎撮影 東京オリンピックは7月23日の開幕まで2カ月あまりとなった。新型コロナウイルスの感染拡大で海外客の受け入れはなくなったが、近年はサイバー攻撃や組織に属さない「ローンウルフ(一匹オオカミ)」型のテロが主流で、警備の中心となる警視庁は警戒を続ける。五輪への反対の声が広がるものの中止や延期が決定されたわけでもなく、警備当局はあくまで開催を前提に準備を進めている。 3月25日に福島県で始まった聖火リレー。同県警が沿道の警備に当たったほか、警視庁から派遣された警備犬が、スタート地点となったサッカー施設「Jヴィレッジ」で爆発物などの不審物がないか調べて回っていた。 聖火リレーは入国制限のなかで実施され、大会本番でも海外客は受け入れないことが決まっている。国際テロ
自民党の塩谷立衆院議員(静岡8区)が15日早朝、浜松市内のホテル宴会場(定員160人)で開かれたセミナーで、約100人を前に講演していたことが17日、毎日新聞の取材で明らかになった。塩谷氏はセミナー終了後、参加者との会食にも参加。新型コロナウイルス感染症対策に注力する政府・与党幹部(党財務委員長)で、17日に静岡県連会長に就任した塩谷氏の行動を疑問視する声が上がっている。【太田圭介】 関係者によると、セミナーは、地元企業の経営者らで構成する一般社団法人が主催。塩谷氏は招かれて15日午前6時から「最近の国政について」をテーマに、新型コロナ対策やそれに絡む経済施策などについて語った。講演は約1時間で終了。関係者は「塩谷氏は午前7時過ぎから20人前後の参加者と一緒にホテル内のレストランで朝食を取った」と明かした。
自民党の二階俊博幹事長は17日の記者会見で、2019年参院選広島選挙区の公職選挙法違反事件で買収の原資となったとの指摘がある党本部からの1億5000万円に関し、「その支出について、私は関与していない」と述べた。 【図解】内閣支持率の推移 会見に同席した林幹雄幹事長代理は、19年当時の甘利明選対委員長が広島選挙区を担当していたと説明を補足した。 これまで党本部は、元法相の河井克行被告と妻案里元参院議員の陣営に多額の資金提供を誰が決めたのか、明確な説明は行っていない。林氏は「当時の選対委員長が広島を担当していた。細かいことは幹事長はよく分からない」と指摘した。 1億5000万円をめぐり、広島県連会長の岸田文雄前政調会長らが使途解明を急ぎ、国民に説明するよう二階氏に申し入れている。林氏は「検察から書類が戻れば、報告書を作成し、総務省に届ける」と従来の説明を繰り返した。
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