スレッド数を4よりも増やすと、改善率が5%を下回ることがわかります。 つまり、max_threadsに指定する値は4が適切であるということです。この値をRAILS_MAX_THREADS環境変数に設定するとよいでしょう。 この表を見ると、5つ目のスレッドを追加してもパフォーマンスは3%しか改善されません。ここから、これ以上スレッドを追加しても、それに伴ってメモリ使用量やGVL競合が増加する可能性に見合わないと考えられます。 なお、I/Oパーセンテージを入力すると、グラフ表示とともに最適なスレッド数を把握できる小さなアプリケーションも作成しました↓。 参考: Amdahl's Law Thread Calculator 🔗 スレッド数をストール時間で検証する アムダールの法則のおかげで4という値を理論的に導き出せました。 今度はこの法則を検証してみましょう。4という値が実際に適切かどうかを
