「医療情報部門の役割は、情報システムの構築だけではない。データの分析や活用も求められるようになってきた」――。 豊橋市民病院 企画情報グループ 主査の原瀬正敏氏は、インターシステムズジャパンが2015年10月22日に東京都内で開催した「InterSystems in Healthcare Seminar 2015」に登壇。「豊橋市民病院から見た医療情報部門の今後の役割とは」と題し、同病院における医療情報システムの変遷を紹介しつつ、医療情報部門に求められる役割の変化について語った。
東京都医師会は、都内の地域包括ケアシステムの構築に向けた第1段階として、病院間のネットワーク連携を推進する。このたび、都内の病院での導入率が高い、富士通の地域医療連携システム「Human Bridge」とNECの地域医療連携システム「ID-Link」の間で一定の条件下で医療情報の相互連携が可能になったことを同医師会が検証・確認。これを受け、相互連携に必要なシステムのバージョンアップを、2016年度の東京都の補助金事業として始めることを2015年11月19日に開催した記者会見で発表した。 東京都医師会 理事の目々澤肇氏は、「都内には基幹となるべき大病院が多く、(地方のように)どこの病院を中心に地域包括ケアシステムを構築するというわけにはいかない。さらに、都内では交通の便の良さもあり患者が病院間を移動することも多い。そこで、まずは病院を横並びにして情報の相互連携を実現できる体制にする必要がある
横断的なDWH基盤が人手不足と高齢化問題を解決する 常磐病院院長の新村浩明氏、情報システム課課長の木村智紀氏 福島県いわき市を中心に人工透析、泌尿器疾患などの診療を行う公益財団法人ときわ会。その中核施設である常磐病院で2016年1月、電子カルテ、医事会計システムなど個別のシステムからデータを収集して、臨床研究や経営改善に役立つ各種指標を生成する情報系システムの稼働が始まった(関連記事「常磐病院、DWH構築で経営指標の作成期間を大幅短縮」)。常磐病院院長の新村浩明氏や同病院情報システム課課長の木村智紀氏にシステム構築の目的と今後の展開を聞いた。 (聞き手は神近 博三=日経デジタルヘルス) ――情報系システムを新規開発した狙いを教えてください。 新村:常磐病院では電子カルテ、医事会計システム、物流システム、透析管理システムなど複数のシステムが稼働しています。これらのシステムはそれぞれ別々にデー
社会の高齢化に伴い、地域医療の強化が叫ばれつつある昨今。患者の家族の負担を減らす意味でも、病院や介護施設との連携が、必要不可欠となってきている。 訪問介護や見回りも、もちろん大切なこと。しかし、増え続ける要介護者に対して、アナログだけでは限界がある。今後はITによるシステムの効率化が、進められていくだろう。 今回ご紹介する「みんなのカルテ」も、その1つ。多機関との連携を目的に作られた、クラウド型の電子カルテである。 ・患者の情報をクラウド化して共有 「みんなのカルテ」は、各種医療機関をはじめ、地域包括支援センター、在宅系サービス、施設・居住系サービス、サービス付き高齢者向け住宅、さらに自宅での相互利用が可能なシステム。これまでにない広範囲な情報共有で、より密な看護体制を図るのが狙いだ。 デジタルになじみのない人でも、ストレスなく使えるよう、直感的なインターフェースを採用。紙カルテを扱うイメ
スクワットのメニュー! 基本の5つで体型はどんどん見違える!「筋トレの王様」と言われることもあるスクワット。正しく行えば、多くの筋肉を一度に鍛えることができるため、体のラインを変えるために大きな効果が期待できます。キュッと上がったヒップにスラっと伸びた足、スッと引き締まったお腹を目指しましょう。
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