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ブックマーク / book.asahi.com (3)

  • 上田啓太さん「人は2000連休を与えられるとどうなるのか?」インタビュー いつでもビール飲めるぜ、からの |好書好日

    上田啓太(うえだ・けいた)ライター 1984年、石川県生まれ。京都大学工学部卒業。2010年、ブログ「真顔日記」開設。累計1000万PV(ページビュー)を超す人気ブログに。「オモコロ」「文春オンライン」「cakes」「GINZA」など多媒体で執筆。書は初の単行。 1000日からが衝撃的 ――今年上半期で最も衝撃を受けた1冊です。正直に申し上げて、メンタルを抉(えぐ)られました。最初にのタイトルを見た時に感じた印象から、読後感が180度変わりました。上田さんは当初、「このを書き終えたら死ぬ」と思っていたそうですね。でも、今は「(新たに)始めるための」だとブログに書いておられ、「ああ、ご人は正気を保っている」と、ひとまず安堵しました。反響を呼んでいますが、読者の声は届いていますか。 いろいろと届いてはおります。の前半・後半、どっちに反応するかで、パキッと分かれているな、という印象

    上田啓太さん「人は2000連休を与えられるとどうなるのか?」インタビュー いつでもビール飲めるぜ、からの |好書好日
  • 「長い一日」書評 目を凝らすことで溶け合う境目|好書好日

    「長い一日」 [著]滝口悠生 読み始めた時に感じた「何か変な感じ」という違和感は、読み進む内「これはとても奇妙な小説だ」という確信に変わった。奇妙さの出典は、語り手の切り替わりにある。滝口という「夫」視点から始まり、エッセイっぽいなと思いながら読み進めると、次第に「」の視点、モノローグに切り替わる。そしてその視点は「夫」の友人の窓目(まどめ)くんや八朔(はっさく)さん、主人公夫婦の大家さん、窓目くんの髪を切った美容師など、どんどん増殖していくのだ。 例えばが記憶の中の窓目くんを回想していると思ったら、いつの間にか窓目くんのモノローグに切り替わっていたりもする。揺蕩(たゆた)う視点の中で、読者はなされるがままになる。 しかし溶け合うように描かれる登場人物たちにも、考え方の相違による諍(いさか)いや、個人的な破綻(はたん)が訪れる。涙の理由を言葉にしたくないという八朔の思い、自分が小説に書

    「長い一日」書評 目を凝らすことで溶け合う境目|好書好日
  • フェミニスト・クィア批評が楽しい理由を語る 英文学者・北村紗衣さんと社会学者・森山至貴さんが対談|じんぶん堂

    記事:じんぶん堂企画室 下北沢の屋B&Bでオンラインイベントが開催された。フェミニスト批評家の北村紗衣さん(左)社会学者の森山至貴さん。 書籍情報はこちら 批評をやってみたいと思えること 森山:さっそく『批評の教室』の話を聞けたらと思います。すでに読まれている方と同じ感想だと思いますが、すごく面白くて、すごく読みやすい。あと当に優れた点だと思うんですけど「批評をやってみたい」と思ったんですよ。「〜の教室」といったは他にもありますが、読んで「すごいな」と思っても、「自分でやってみよう」と思わないことも多い。このは「やってみたいな」「できそうだな」と思えました。それが私が読んでの一番の変化かなと思います。 あと、実は対談イベントの前に北村さんの過去の2冊のを読んだんです。博士論文を元にした『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』とWezzyの連載を元にした『お砂糖とスパイスと爆発的な何

    フェミニスト・クィア批評が楽しい理由を語る 英文学者・北村紗衣さんと社会学者・森山至貴さんが対談|じんぶん堂
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