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「長い一日」書評 目を凝らすことで溶け合う境目|好書好日
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「長い一日」 [著]滝口悠生 読み始めた時に感じた「何か変な感じ」という違和感は、読み進む内「これ... 「長い一日」 [著]滝口悠生 読み始めた時に感じた「何か変な感じ」という違和感は、読み進む内「これはとても奇妙な小説だ」という確信に変わった。奇妙さの出典は、語り手の切り替わりにある。滝口という「夫」視点から始まり、エッセイっぽいなと思いながら読み進めると、次第に「妻」の視点、モノローグに切り替わる。そしてその視点は「夫」の友人の窓目(まどめ)くんや八朔(はっさく)さん、主人公夫婦の大家さん、窓目くんの髪を切った美容師など、どんどん増殖していくのだ。 例えば妻が記憶の中の窓目くんを回想していると思ったら、いつの間にか窓目くんのモノローグに切り替わっていたりもする。揺蕩(たゆた)う視点の中で、読者はなされるがままになる。 しかし溶け合うように描かれる登場人物たちにも、考え方の相違による諍(いさか)いや、個人的な破綻(はたん)が訪れる。涙の理由を言葉にしたくないという八朔の思い、自分が小説に書