近畿大学(近大)は8月25日、数値シミュレーションを用いて、海王星以遠の4つに大別できる「遠方カイパーベルト天体」(TNO)の特性を再現することに成功し、太陽系外縁部に未発見の第9惑星(以下「惑星X」)が存在する可能性を示したことを発表した。 太陽系外縁部に存在する可能性がある惑星Xのイメージ。今回、その質量は地球の約1.5倍~約3倍と、地球ほどからスーパーアースの天体である可能性が導き出された。(c)Fernando Peña D'Andrea(出所:NEWSCAST Webサイト) 同成果は、近大 総合社会学部 総合社会学科社会・マスメディア系専攻のソフィア・リカフィカ・パトリック准教授、国立天文台 天文シミュレーションプロジェクトの伊藤孝士講師らの共同研究チームによるもの。詳細は、米天体物理学専門誌「The Astrophysical Journal」に掲載された。 太陽から約30天
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