「ウィルスなんて、酒で消毒してやるわぃ!」とは、威勢の良い酒飲みが得意とするセリフですよね。 「そんなん無理っしょw」と切り捨てるのはちょっとお待ちを。「酒飲んで消毒」は、まったくの間違いではないようです。 アルコールと酸が混ざることで殺菌効果が強まることを、高知大学の研究チームが明らかにしています。 アルコール度数が低い酒でも、胃酸と混ざることによって、細菌を死滅させることができるそうです。 研究を主導した松岡教授は「酒で消毒」について「酒飲みのざれごととは言い切れない」と述べています。 研究の詳細は、2021年6月3日付の『Microbiology Research International』誌に掲載されています。