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ブックマーク / sankei.jp.msn.com (72)

  • 放射能懸念…弁当持参認める自治体 揺れる学校給食 「教育の一環」困惑も+(1/3ページ) - MSN産経ニュース

    が出るのに、弁当を持参して昼をとることを許可する自治体が出ている。福島第1原発事故による放射能汚染を受け、保護者から給への不安を訴える声が相次いでいるためだ。しかし、給には栄養材産地などを学ぶ役割もあり、給制度が崩れることを危惧する声も出ている。 東京都文京区は区立小学20校、中学10校の全校で給を実施しているが、4月から保護者からの要望があれば、弁当の持参を認める。1月10日付で、区教委が各校に通知した。保護者が学校長に学校給の「辞退届」を提出すれば、相談の上、給を停止するという。停止が許可されれば、給費は払わなくて済むという。 区では、給材の産地を各校に掲示したり、放射能測定器を使った調理済み材の調査にも乗り出している。「それでも心配という声があり、弁当を認めることにした」と担当者は明かす。 すでに弁当を認めている自治体もある。全校に栄養士を配置し給を提

  • 放射性物質を過剰投与 検査で子供84人に 甲府市立病院 - MSN産経ニュース

    甲府市立病院(小沢克良院長、同市増坪町)で、平成11年から今年までに腎臓病の検査を受けた15歳以下の患者145人のうち84人に対し、日核医学会の推奨投与量を上回る放射性物質「テクネチウム」を含む検査薬を静脈注射していたことが1日、同病院への取材で分かった。患者が必要以上の量の被曝(ひばく)にさらされたことになる。 病院によると、日核医学会の推奨投与量(成人)185メガベクレルを超える量を、検査担当の男性放射線技師が投与していた。腎臓撮影などの検査で、投与量を増やすと短時間で診断に堪える画像を得られるといい、放射線技師は、病院側の調査に「より短い時間で鮮明な画像を得られるよう、多い量を投与した」と説明したという。 病院は保護者と患者人に個別に事実関係を説明したいとする書面を送付した。同病院の中野博事務総室長は「現時点で健康被害は確認されていないが、子供は放射線の健康被害を受けやすく、希

  • 広島大、鬱病の客観的な「指標」を発見+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

    うつ)病(びょう)の症状を客観的に診断するための指標となりうる物質を、広島大大学院(広島市)などの共同研究グループが世界で初めて発見したと30日発表した。成果は米科学誌、プロスワン電子版に掲載された。病はこれまで、医師が患者の症状をもとに主観的に診断する方法が主流だが、今回の発見では、血液を調べることで客観的な診断方法の開発に役立つと期待される。 発見した研究グループの山(やま)脇(わき)成(しげ)人(と)教授によると、病の要因は世界で研究されているが、糖尿病診断での血糖値や高血圧診断での血圧値のような客観的な指標は発見されておらず、気持ちの落ち込みや意欲の低下などの症状から、医師が判断するしかなかったという。 山脇教授らは脳内に多く存在するタンパク質である「脳由来神経栄養因子(BDNF)」をつくる遺伝子に着目。未治療の病患者20人と、病でない18人の血液を採取して解析したとこ

  • 「千年に一度の巨大地震の世紀」 東海・東南海・南海3連動と首都圏直下型地震も 平安時代に匹敵と地震考古学の研究者+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

    東日大震災規模とされる平安時代の貞観(じょうがん)地震(869年)や関東直下型地震、東海・東南海・南海地震の3連動とみられる仁和(にんな)地震など9世紀に起きた地震が、阪神大震災(平成7年)以降の地震の状況と酷似していることが、産業技術総合研究所の寒川(さんがわ)旭(あきら)・招聘(しょうへい)研究員(地震考古学)の分析でわかった。近い将来に首都圏直下型や3連動型地震が起きる可能性が高いとの見解を示し、「千年に一度の巨大地震の世紀になるかもしれない」と警鐘を鳴らす。 寒川氏は、古代以降の文献史料とともに、各地の遺跡で発掘された地割れや液状化現象による噴砂などの地震痕跡を調査。9世紀前半に関東北部や東北などでマグニチュード(M)7前後の地震が相次いだ後、貞観地震が発生していることを確認した。 貞観地震は当時の歴史書「日三代実録」に、「海は猛(たけ)り吼(ほ)え、津波が怒濤(どとう)のよう

  • 蓮舫氏のツイッター なでしこ書き込みで「炎上」の収拾つかず - MSN産経ニュース

    自身の簡易ブログ・ツイッターで「なでしこジャパン」の優勝への祝意を書き込んだ蓮舫首相補佐官に対し、「スポーツ振興金をゴッソリ(事業)仕分けして『ジャパンおめでとう』とは死んでも言ってほしくありません」など厳しい意見が殺到し、収拾がつなかくなっている。 蓮舫氏は18日早朝、「なでしこJapan、優勝!!すごいです」とチームをたたえる書き込みをした。 すると、「えっ?蓮舫さん1番は駄目なんでしょ?どうして喜ぶの」「選手はスーパーでレジ打ちしながら頑張っていた。スポーツ振興費を仕分けした枝野(幸男官房長官)や蓮舫はボーナスをなでしこジャパンに寄贈したら」などの批判が相次いだ。 中には蓮舫氏を擁護するものもあるが、大半は厳しい内容。蓮舫氏は「仕分けの女王」と呼ばれ、スーパーコンピューター開発に関しては「世界一じゃないといけないのか。2位じゃダメなのか」とせまり、経費削減に努めてきただけに反発も強い

    rokaseikotsuin
    rokaseikotsuin 2011/07/21
    蓮舫(@renho_sha )さん凄いバッシング受けてますね。まぁある程度は仕方ないとは思いますが。
  • リンゴ病大人もご用心 4年ぶり流行 関節痛、流産リスク+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

    頬が赤くなることから「リンゴ病」の名で知られている「伝染性紅斑」が流行している。国立感染症研究所によると、6月20~26日の週の定点医療機関当たりの患者報告数は1・47となり、平成4年以降で最も多くなった。感染研は「流行のピークは7月。発疹などの症状が出る前の数日間に一番感染力があるので気をつけてほしい」と注意を呼びかけている。 リンゴ病は夏に患者報告数が増加。定点当たりの報告数は、昭和57年の調査開始以降、62年に1・58、平成4年に1・56を、それぞれ流行のピークに記録しているが、今回の1・47はこれに続く数値。 都道府県別で見ると、最も多いのが宮崎で3・92。群馬が3・16▽栃木が3・13▽埼玉が3・03と続く。感染研では「リンゴ病はほぼ4~6年周期で患者報告数が増加する。昨秋以降、患者報告数は例年より高い水準を継続しており、今年は4年ぶりの流行となった。報告数は平成4年以来19年ぶ

  • タイ製やせ薬で健康被害多発 厚労省が注意喚起 - MSN産経ニュース

    「MDクリニックダイエット」などの名前で個人輸入されているタイ製のやせ薬について、厚生労働省は7日、健康被害が多数発生しているとして、都道府県に対し、消費者へ注意喚起を行うよう通知した。 厚労省や東京都によると、今年4月、個人輸入した「MD-」を服用していた都内の20代の女性が薬物中毒で死亡。女性は通院歴があり、「MD-」服用以前から、医療機関で処方された睡眠導入剤や抗剤などを服用していたが、「MD-」と死亡との因果関係も完全には否定できないという。 「MD-」は「ホスピタルダイエット」などとも呼ばれ、平成14年以降、今回の事例を含め、死亡例4例を含む計15例の健康被害(疑い例含む)が公表されている。女性が服用していた「MD-」は計6種類の錠剤やカプセルで、国内で未承認の医薬品成分である「シブトラミン」(欲抑制作用)や「フルオキセチン」(抗作用)も検出された。 厚労省は「健康被害が疑

  • 精神疾患を追加して「5大疾患」 - MSN産経ニュース

    厚生労働省は6日、厚労相の諮問機関・社会保障審議会医療部会に対し、都道府県が作成する地域保健医療計画で「4大疾病」とされてきたがん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病に精神疾患を追加して「5大疾患」とする方針を示した。同部会はこれを了承した。 医療計画をめぐっては、平成19年に施行された改正医療法により、4大疾病と5事業(救急医療、災害医療、僻(へき)地(ち)医療、周産期医療、小児医療、その他)ごとに、医療連携体制を構築。必要な医療機能を担う医療機関の名称や数値目標、予防対策などが記載される新しい医療計画が作成されていた。 しかし、高齢化に伴う認知症など精神疾患の増加を受け、厚労省は4大疾病と同等の重点対策が必要と判断。国の医療政策基指針に精神疾患を加え、都道府県の医療計画にも反映させる方針を決めた。

  • 【東日本大震災】数百年分のエネルギー放出 国土地理院がGPSデータ解析 - MSN産経ニュース

    東日大震災の巨大地震では、過去数百年にわたってプレート(岩板)境界に蓄積されたひずみエネルギーが放出されたことを、国土地理院の研究チームがGPS(衛星利用測位システム)による地殻変動データの解析で示し、16日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した。 研究チームは、マグニチュード(M)9.0の震とその後の余震による地面の変動を、GPSの観測データをもとに解析。その結果、震でプレート境界が大きくすべった範囲(震源域)は、日海溝寄りの領域を中心に南北400キロに及び、すべり量は最大で27メートルだった。 東北地方の太平洋沖では、太平洋プレートが北米プレートの下に年間7.3~7.8センチの割合で沈み込んでいる。この領域では数十年から100年程度の周期でM7~8クラスの地震が発生するが、これらを足し合わせても沈み込みで蓄積されるエネルギーの10~20%しか放出されないことが知られていた。 研究

  • スカイツリー、意外に省エネ…地下に蓄えた7千トンの水活用 - MSN産経ニュース

    東武鉄道などは16日、東京都墨田区に建設中の東京スカイツリー(高さ634メートル)に設置した省エネ型地域冷暖房システムや、雨水を利用する防災施設などを公開した。地下には、容量7千トン(25メートルプール17杯分)の巨大水槽と最新型の冷凍機やヒートポンプが設置されており、季節に応じて、夜間電力で作った冷水(5度)、温水(48度)を大量に蓄えて保温。これを昼間の冷暖房の熱源として使用し、夏のピーク電力を40-50%、冬では41-52%もカットできるという。 蓄えた水は、災害時には生活用水として利用することも可能。全量を供給すれば、23万人が1日に利用する生活水をまかなえる規模で、墨田区や東京消防庁などととも利用方法を協議している。 年間を通じて一定の地中温度を有効利用する仕組みも導入。建物から地下に伸ばした配管に水を循環させて熱交換し、冷暖房の効率を一層高めることができる。防災関連では、地下に

  • 「朝が苦手」は克服できる? 「起きられない」原因を知る+(1/3ページ) - MSN産経ニュース

    東京電力福島第1原子力発電所の事故による電力不足で、「節電」への対策が叫ばれている。企業の中には「サマータイム」の導入や時差通勤を奨励し、始業時間を早めるところもある。日照時間の長い夏、自然エネルギーの有効活用は重要だが、「朝が苦手」「起きられない」という人にとって始業時間が早まるのはつらい。朝が苦手な人への“特効薬”はあるのか。専門家に聞いた。(道丸摩耶)                   ◇さまざまな理由 「起きられない」には、さまざまな原因が考えられる。睡眠医療認定医でむさしクリニック(東京都小平市)の梶村尚史(なおふみ)院長は「眠れないという悩みに比べ、起きられないことが問題と思う人は少ない。しかし、眠ることと起きることは表裏一体」と話す。 梶村院長が監修した『起床術』(河出文庫、620円)によると、起きられない原因には、睡眠時間が足りない「睡眠不足型」▽生活習慣に問題がある「悪

    rokaseikotsuin
    rokaseikotsuin 2011/06/15
    まだまだ甘い!しっかり睡眠摂る為の具体的な方法を研究すべき!
  • 【東日本大震災】津波が土台えぐり、倒す 堤防決壊のわけ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

    東日大震災の巨大津波で沿岸の堤防が壊滅的な被害を受けたのは、強い水流で土台がえぐられる「洗掘(せんくつ)」と呼ばれる現象や「引き波」による強い打撃力など、複合的な要因が影響したことが専門家の現地調査で分かった。堤防の多くが津波をい止められなかったことが被害の甚大化につながっており、巨大津波の破壊力の実態が明らかになった。 大震災による津波は検潮所で9・3メートル以上(福島県相馬市)、斜面を駆け上がる遡上(そじょう)高で最大40・5メートル(岩手県宮古市)にも達した。沖合の防波堤や海岸の防潮堤は明治三陸地震(明治29年)やチリ地震(昭和35年)の津波被害を教訓に築かれたが、波が堤防を越える想定外の事態に見舞われ、多くが破壊された。 高知大総合研究センター防災部門の原忠(ただし)准教授(地盤工学)によると、被害で目立ったのは堤防を乗り越えた波が壁の背後に回り込み、基礎部分をえぐる「洗掘」と

  • 「妊婦健診の未受診は虐待リスクが高い」 大阪産婦人科医会が報告書 - MSN産経ニュース

    妊婦健診をほとんど受けずに出産するケースについて、平成22年の大阪府内の状況を調査した大阪産婦人科医会が「乳幼児虐待につながるリスクが高い」とする報告書をまとめ、9日発表した。未受診を胎児に対する虐待ととらえる一方、未受診の女性自身が虐待や家庭内暴力の被害者だったケースも多いといい、同医会は児童相談所の迅速な介入を求めている。 調査は、大阪府内で分娩を取り扱う約160施設を対象に実施。妊婦健診の受診回数が3回以下か、最終受診から3カ月以上受診していなかった22年中の未受診妊婦148人のケースを調べた。妊婦の年齢は15歳~44歳で、平均28・6歳、未成年は22人で、40%が初産、69%が未婚だった。 調査の結果、子供の26%は低体重で生まれ、27%は何らかの合併症で新生児集中治療室に入院。死産も4例あった。適切な健診や医療で防げたケースもあり、報告書は未受診を「胎児虐待」と捉えるべきと指摘し

  • ネットで大論争に…白い「耳なしウサギ」は本当にいた+(1/3ページ) - MSN産経ニュース

    5月21日、耳のない白い子ウサギを撮影した2分あまりの映像が、動画投稿サイト「YouTube」にアップされた。投稿者は紹介文で、撮影場所を福島県浪江町としており、ネット上では真贋論争を含めて大きな反響を呼び、再生回数は約100万回にまで伸びた。今回、その飼い主が取材に応じ、耳のないウサギは確かに実在することが判明した。(鎌田剛) 「耳なしウサギ」の飼い主は、同町に住む杉祐子さん(56)。約18年前からウサギを飼い始め、知人から譲り受けたり、ペットショップで買ったりして少しずつ数を増やし、現在は大人のウサギだけで21羽を飼育している。ウサギ小屋は、ハーブや山菜など自然あふれる私有地に設けられていた。福島第1原発からは30キロ以上離れている。 ウサギは春が出産シーズン。小屋の中にある巣穴で出産するため、耳なしウサギがいつ出生したかは、正確にはわからない。5月7日にうっすら毛が生えている状態の

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  • 【東日本大震災】「すべり過ぎ」で津波巨大化 東大解明 - MSN産経ニュース

    東日大震災で壊滅的な被害をもたらした大津波は、日海溝付近のプレート(岩板)境界で起きた「すべり過ぎ現象」によって巨大化したことを、東京大学大学院理学系研究科の井出哲准教授らが地震波の分析で解明した。 マグニチュード(M)9・0の巨大地震は、地面をガタガタ揺らした深部(陸寄り)の断層破壊と、大津波を起こした浅部(海溝付近)の大きな断層すべりの“2つの顔”を持つという。20日付の米科学誌「サイエンス」に発表した。 井出准教授らは、全世界のデジタル地震観測網の地震波記録を分析。(1)最初の3秒間はゆるやかな破壊(2)次の40秒間に陸地方向に破壊が進行(3)この後に、海溝付近で約60秒間の大きなすべりが発生(4)再び陸寄りで90秒間の深部破壊-の4段階で震源断層の破壊が進んだことを解き明かした。 巨大津波を起こしたのは(3)の段階で、このとき震源断層に蓄積されていた地震エネルギーが100%放出

  • 【ゆうゆうLife】医療用麻薬、使い方見直し+(1/4ページ) - MSN産経ニュース

    ■がん患者 痛みの治療に8割満足 「がん治療で痛みのケアが不十分なのではないか」との懸念が、専門家に根強い。モルヒネなど医療用麻薬の使用があまりにも少ないからだ。「使用量の多さイコール治療の質」とはかぎらないが、名古屋市の病院では使用量が増えて患者の満足度も上がったことが分かった。痛みの治療をリードする病院の取り組みをリポートする。(佐藤好美) かつては夜の病棟でうめき声が聞こえたり、「痛くて眠れない」と訴えたりする患者もいた。しかし、医者も患者もがんの痛みが取れるという実感がなかった。 名古屋市にある社会保険中京病院の吉鉄介医師が緩和ケアチームを立ち上げ、院内で“出前”治療を始めて8年になる。当初はがんの痛みで眠れない患者がいても、歯痛や腰痛などに使う一般的な痛み止めが処方されるケースが7割。医療用麻薬は3割程度しか使われていなかった。 WHO(世界保健機関)はがんの痛みに応じて段階的

  • 足払い繰り返し小1男児死亡 柔道指導者を略式起訴 - MSN産経ニュース

    大阪市此花区の整骨院で昨年11月、柔道の練習中に小学1年の男児=当時(6)=が死亡した事故で、大阪区検は17日、業務上過失致死罪で、同院の柔道教室の男性指導者(36)を略式起訴。大阪簡裁は同日、指導者に罰金100万円の略式命令を出した。 起訴状によると、指導者は、男児が受け身を十分に習得しておらず、立ち技の稽古をすれば頭が揺さぶられ、けがをする危険があったにも関わらず、昨年11月10日、整骨院1階の柔道場で、繰り返し足払いなどの立ち技をかけ、同17日に左急性硬膜下血腫による脳腫(しゅ)脹(ちょう)で死亡させたとしている。 指導者とともに、業務上過失致死容疑で書類送検された整骨院の男性経営者(37)について、区検は同日付で起訴猶予とした。

    rokaseikotsuin
    rokaseikotsuin 2011/05/18
    悲しい事故だが指導者は有段者だったのかなぁ?有段者なら普通判断できると思うが・・・。
  • 難病の筋ジス、遺伝子修復促す化合物 京大教授ら発見 - MSN産経ニュース

    筋肉が衰える遺伝性の難病、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの原因となる遺伝子異常を読み飛ばし、筋肉の修復を促す分子化合物を、京都大大学院医学研究科の萩原正敏教授と神戸学院大総合リハビリテーション学部の松尾雅文教授が共同研究で発見し、日時間11日付の英科学誌「ネイチャーコミュニケーションズ」(電子版)に発表した。 薬物治療につながる成果で、萩原教授は「臨床研究の形であっても、数年以内に患者に投与できれば」と話している。 同病の原因は、筋肉に必要なジストロフィン遺伝子の機能不全。アミノ酸の配列を決める「エクソン」と呼ばれる部分の突然変異で遺伝子の読み取りがうまくできなくなり、筋肉が次第に失われるとされる。 萩原教授らは、神戸大病院で治療を受けている5歳の男児から細胞を採取。分子量が少ない低分子化合物のリン酸化酵素阻害剤を注入したところ、突然変異したエクソンを読み飛ばし、ジストロフィンを生成させ

  • 【放射能漏れ】日米ロボット新たに2種、無人化加速で被ばく低減も - MSN産経ニュース

    東京電力は28日、福島第1原発の事故対策に新たに日米2種の小型ロボットを投入し、遠隔操作による作業の無人化を加速させる方針を明らかにした。 既に原子炉建屋内の動画撮影や放射線量計測に使われている米国製の「パックボット」2台と合わせて3種となり、作業員の被ばく線量の大幅な低減が期待されるという。動作確認や試運転を行った上で、近く運用を始める。 新たに投入するのは、米エネルギー省が提供した「タロン」と、千葉工業大などが開発した「クインス」。タロンは搭載した衛星利用測位システム(GPS)を駆使し、原発敷地内のどの場所にどれぐらいの放射線量があるかを自動的に地図化することができる。全長約90センチ、幅約60センチ、高さ約30センチ、重さ約50キロで、最高時速は8キロ。