おでん無断発注問題は氷山の一角 11月15日、セブンーイレブン・ジャパンは、おでんを無断発注したことを理由に2人の本部社員を懲戒処分にしたと発表した。 直営店を除けば、コンビニの店舗は本部から独立した企業体である。したがって、本部の社員といえども、オーナーの了解なしに勝手に商品を発注するなどというのは許されざる行為である。言ってみれば、「オーナーの財布に手を突っ込む窃盗行為」なのだ。 コンビニをはじめとするフランチャイズ店オーナーが、独立した経営者として労働基準法の適用を受けずに、ブラック労働を続けても当然のように扱われるのも、彼らが経営者と考えられているからである。 だから、本来、オーナー経営者と本部は対等な立場であるはず(そうあらねばならない)なのに、現実はそうなっていない。 情報、商品流通、広告宣伝、ITシステム、新商品開発などほとんどすべての分野で、本部が巨大な力を持っているのであ
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