2007年02月10日15:30 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 農村(ムラ)の幸せ、都会(マチ)の幸せ 都会の郷土料理のような味わい。 農村(ムラ)の幸せ、都会(マチ)の幸せ 徳野貞雄 わるい意味でもいい意味でも。少なくとも味見しておく価値はある。 本書「農村(ムラ)の幸せ、都会(マチ)の幸せ」は、「都会人(マチノヒト)」である著者が、「田舎人(イナカノヒト)」の立場に立って、田舎の存在意義を唱えた現代日本文明論。著者の徳野貞雄氏は、「道の駅」の命名者でもある。 目次 第一章「農」の国、日本 稲作が作った国 消費者の誕生 世界の宝=米 海外から見た日本の農村 第二章 化け物になった消費者 日本人の職はどうなっているか 変わる米の消費 消費者に目を向けろ 第三章 変貌する農村(ムラ)、都会(マチ)での生き残り戦略 グリーンツーリズムは地域活性化の切り札になれるか 農村と人口 家族・この