タグ

ブックマーク / president.jp (8)

  • マッキンゼーが"哲学者"を在籍させる理由 役に立たなそうなことほど役に立つ

    コンサル大手のマッキンゼーには、医者や物理学者、哲学者など、さまざまな分野の専門家が在籍している。マッキンゼーでの勤務経験があり、その後、IT企業を起こした竹村詠美氏は「ひとつの問題に対して複数の視点を持つことが重要視されていた。私が起業で成功できたのも、そうした多様性のおかげだ」と振り返る――。 連載『センスメイキング』の読み解き方 いまビジネスの世界では、「STEM(科学・技術・工学・数学)」や「ビッグデータ」など理系の知識や人材がもてはやされている。しかし、『センスメイキング』(プレジデント社)の著者クリスチャン・マスビアウは、「STEMは万能ではない」と訴える。 興味深いデータがある。全米で中途採用の高年収者(上位10%)の出身大学を人数別に並べたところ、1位から10位までを教養学部系に強い大学が占めたのだ(11位がMITだった)。一方、新卒入社の給与中央値では理系に強いMITとカ

    マッキンゼーが"哲学者"を在籍させる理由 役に立たなそうなことほど役に立つ
  • DeNA社長"ライバル"はイーロン・マスク 担当編集者が語る最新号の見どころ

    春、入社式の季節です。新人を受け入れる側の経営者たちは、どのような人材観を持っているのでしょうか。「プレジデント」(4月9日発売号)の大特集「いる社員、いらない社員」では、大企業29社のトップに、「これから必要な人材はどんな人ですか?」という質問をぶつけました。そこから見えてきたものとは? 担当編集者がポイントを紹介します。 10~20年後にはAIやロボットは当たり前になる 「企業は人」といわれます。未来にわたって事業をつないでいくには、その担い手である社員をいかに採用し、いかに育てていくかが問われます。 みずほ銀行、日生命、アサヒグループHD、三菱ケミカルHD、JR東海、三菱地所、伊藤忠商事など……。「プレジデント」4月9日発売号では、日を代表する29社の経営トップが人材に対する考え方を披露してくれました。 共通しているのは、AIの進化にともなう業務の変容や、日社会のますますの国際

    DeNA社長"ライバル"はイーロン・マスク 担当編集者が語る最新号の見どころ
  • 「Japan is cheap」日本人の給料が破格に安いという認識が企業にはない

    Japan is cheap 物価も安いが、給料も安い 「Japan is cheap」 この言葉は、「日は安い」という意味ですが、私の昔からの知り合いで著名な日人の株式投資家の方がおっしゃっていたものです。 日はここ20数年、企業などが国内で生み出す付加価値(売上高-仕入れ)の合計である名目GDPが全く伸びず、物価などが諸外国に比べてとても安いのです。 例えば、500円くらいでも日ではそこそこ満足できる昼ご飯をべられますが、欧米で5ドルや5ユーロ程度でまともな昼ご飯をべられるということはまずありません。私は、今日夜からオーストラリアのシドニーに出張ですが、シドニーでは普通のレストランで昼ご飯をべても2000円程度はします。まさに「Japan is cheap」です。 それに呼応して企業価値も長らく安く放置されている企業も少なくないというのです。 私はこの「Japan is

    「Japan is cheap」日本人の給料が破格に安いという認識が企業にはない
    rokujyouhitoma
    rokujyouhitoma 2016/08/17
    パキスタンの経営者の方が「日本人めっちゃ働いて優秀なのに安い、日本法人作りたい。」って言ってたの思い出した。
  • 羽生善治×丹羽宇一郎「土壇場、修羅場の切り抜け方」

    膨大な不良債権の処理と巨額の新規投資で、伊藤忠商事をV字回復に導いたビジネスマン。民間初となる中国大使としての外交官。2つの顔を持つ丹羽宇一郎氏は、新刊『危機を突破する力』で、激動の半生を振り返るが、数々の修羅場に直面したとき、いかに決断し、切り抜けてきたのか――。史上初の7冠独占を25歳で成し遂げ、その後も記録を塗りかえ続ける棋士・羽生善治氏と「ここ一番」の心の持ち方について語り明かす。 【丹羽】私は将棋にくわしくないのですが、勝負という意味では経営と似たところがあると思います。経営では物事を瞬時に判断しなくてはいけない場面が多々あります。そのとき「ちょっかん」を働かせるわけですが、「ちょっかん」には野性的なひらめきという意味での「直感」と、イデアといいますか、哲学的なものに裏打ちされた「直観」の2つがある。羽生さんは対局中、どちらを使って判断するのですか。 【羽生】どうしてその手を選ん

    羽生善治×丹羽宇一郎「土壇場、修羅場の切り抜け方」
  • 「大組織のスピードを上げる」米軍式4つのメソッド

    企業が大きくなるほど、いざとなったときの動きは鈍くなりがちだ。しかし組織の規模とスピードは両立させることができる。そのロールモデルは意外なところにあった。 クジラと鳥の関係は組織にも当てはまるか 自然界では、規模とスピードはトレードオフの関係にある。クジラは小回りがきかず、鳥は俊敏に動く。だが、今日の組織は大きく、かつ俊敏であることが求められている。組織は俊敏性と拡張性を併せ持つことができるのだろうか。 サンタフェ研究所のジェフリー・ウエスト教授は、生物学では、大きいことには確かに利点があることを明らかにしている。クジラは鳥より効率的で寿命が長いのだ。だが一方、クジラは鳥より俊敏性が劣り、適応力も低い。規模は効率を与えても、スピードや柔軟性は与えてくれないのである。 対して都市は、大きくなるにつれて快適になり、速くなる。大都市は小都市より所得が高く、犯罪率が低く、イノベーションのスピードが

    「大組織のスピードを上げる」米軍式4つのメソッド
  • 人事トップが語る! ひとりで稼ぐ人材の育て方【1】

    内定者を子会社社長に抜擢したサイバーエージェント。新人研修は1週間というDeNA。仕事の進め方が「仕組み化」されている楽天……。各社トップに、自律型人材を生み出すカラクリを聞いた。 Q. どのような人材を求めていますか? 【サイバーエージェント取締役人事部長 曽山哲人氏】私たちは21世紀を代表する会社を創るというビジョンを持っています。そのために必要なのは、新しいものを生み出せる人材。具体的には、いままでの正解があてはまらない環境に対応できる変化対応力と、そうした環境における決断経験値の高い人材が理想です。決断経験値は入社後に積み上げていくことができるので、採用の段階では、とくに変化対応力を重視します。これをわかりやすく「素直でいいやつ」と表現していますが、環境変化が激しい業界で、過去の成功体験を捨てられないプライドの高い人はダメ。素直に自己否定できる変化対応力がある人材が欲しいです。

    人事トップが語る! ひとりで稼ぐ人材の育て方【1】
  • 出身起業家ルポ「楽天、DeNA、サイバーエージェントで学んだこと」

    「みんなやる気に溢れていて自分も負けられないと思った」 登場する5人に共通していた発言だ。なぜ、社員がやる気になるのか。その裏には、がむしゃらに働きたいと思わせる企業側の巧みな仕掛けがあった──。 配属初日に営業先リストを渡された 今年3月に東証マザーズへ上場した「みんなのウェディング」。結婚式場の口コミサイトを運営する同社は、もともとDeNAの社内ベンチャーだった企業だ。現在も社長と2人の取締役がDeNAの出身者で、同社の文化が脈々と受け継がれている。 「特に大事にしているのは、『誰が言ったか』よりも『何を言ったか』を大切にする企業文化です」 そう語る社長の飯尾慶介さんは、出版取次大手のトーハンを経て2006年にDeNAに転職。入社した際、その「フラットな社風」に感動したと振り返る。それは会社を経営するうえで、最も大切にしている価値観でもある。 「DeNAでは新規事業などの議論が進んでい

    出身起業家ルポ「楽天、DeNA、サイバーエージェントで学んだこと」
  • なぜクックパッドの営業利益率は50%なのか

    クックパッドは国内最大のレシピサイトを運営する企業だ。サイトの会員はレシピを投稿したり、掲載されたレシピを検索、閲覧することができる。月の利用者数は約3200万人。そのうち、レシピを人気順に表示できる有料会員(月額294円)は100万人ほど。近年、急成長を遂げているが、特筆すべきはその高い利益率だ。 2011年4月期の売上高営業利益率は49.8%、12年4月期は49.3%、13年4月期は53.1%。上場企業の営業利益率の平均値は4~5%である。 なぜ、これほど高利益率なのか。3つの要因が考えられる。 1つ目は、「限界利益率の高さ」だ。限界利益とは、売上高から原材料費などの変動費を引いたもの。いちよし経済研究所の納博司主席研究員は解説する。 「同社のサービスの中心はウェブサイトの運営なので、基的に仕入れが発生しません。よって変動費はほぼゼロといえるでしょう」 納氏によると、ネット関連企業の

    なぜクックパッドの営業利益率は50%なのか
  • 1