ブックマーク / yasuhisa.com (7)

  • 個人向けナレッジマネージメントのはじめかた

    見えていなかった関係性が見えてくるもし「デザインシステム」について勉強するなら、どんなトピックを選びますか? 多くの方は UI コンポーネントや Figma をはじめとしたデザインツールでの管理方法を思い浮かべるはずです。これから勉強を始めたい方には良いトピックですが、「デザインジェネラリスト(幅広い知識とスキルをもったデザイナー)の定義」のようなトピックを思いつく方は少ないかもしれません。 一見、デザインシステムと関係ないように見えますが、デザインジェネラリストはデザインシステムを作り始める方に多い傾向です。スキルが高いのでひとりでいろいろ出来てしまう一方、タスクが多過ぎて目の前の作業しか見えなくなることがあります。優先順位を付けるなど戦略的にデザインシステムに取り組むような体制やコミュニケーション設計が重要です。 「デザインシステムを広く使ってもらうには、デザインジェネラリストの定義が

    個人向けナレッジマネージメントのはじめかた
  • プロダクトマネージャーにはできないデザイナーの強みを活かす方法

    決める立場の難しさ最初は広義なデザインに関わるデザイナーも、組織が大きくなると仕事の範囲が小さくなる場合があります。課題の根を理解した上で施策の方向性を決めるところに関わりながらデザインしたい方には辛い状況になります。そこで、プロダクトマネージャー(以下 PdM)へ転身を考えるデザイナーもいます。PdM が決裁権をもつ組織は少なくないですし、影響力もあります。また、IA (Information Architecutre) やリサーチなどデザイナーのスキルを活かす機会もたくさんあります。 自身が考えるキャリアパスや興味の変化で UX デザイナーから PdM の転身はアリだと思いますが、あえて言いたい「デザイナーとしてユーザーの守護神であって欲しい」と。 デザインは文脈や制約によって答えが流動的に変わります。ケースバイケースと言えるところが多々あり、決裁を PdM やステークホルダーに委ね

    プロダクトマネージャーにはできないデザイナーの強みを活かす方法
  • デザインとは交渉すること

    受け身のままでは後退する 長くキャリアを積んだとしても、時に「デザインとは?」という疑問が頭に浮かび上がります。様々な定義がありますし、文脈や状況に応じて正解といえるデザインが変わると思います。私が携わっている web サイトやアプリケーション(デジタルプロダクト)という観点からデザインを捉えると「デザインは交渉すること」だと思っています。 ユーザーの立場・視点を想像して、質の高いプロダクトをデザインしたいと考えるのは良いですが、その想いをそのまま周りに伝えても理解されません。デザイナーが考える「質」は、その職域に携わる人独特の視点であることは多々ありますし、技術制約やビジネスゴールを考慮するとコスト高という場合もあります。 だから諦めましょう … ではないからこそ交渉する必要があります。デザイナーは与えられた課題に対して解決案を作るといった受け身の仕事になりやすいことから、指示・注文・提

    デザインとは交渉すること
    rokuzeudon
    rokuzeudon 2019/06/19
    “施策とは関わる人たちが納得した状態で進むことではじめて価値あるもの” 本当これ。エゴの押しつけになってしまったらそれはもはやデザインではないと思っている。
  • デザインが理解されないと言いますが

    ビジネスと共生関係の中で 「デザインが理解されない」 「ユーザー調査させてくれない」 「時代に合う作り方を実践したい」 こうした声をオンライン、オフラインでよく耳にします。孤独の戦いを強いられているからこその悩みという場合もありますし、いろいろ模索した末の声ということも少なくありません。また、私自身試行錯誤しながら実践しているところはあります。「理解されない」という声を発する気持ちは共感できるものの、以下の質問にあなたならどう答えるでしょう。 もし、デザインが『理解』されたらどうしますか? 理想の作り方ができれば今よりビジネスに貢献できると言い切れますか? 具体的な効果があることを証明することができますか? デザイナー視点の優先順位がビジネス側の優先順位とうまく噛み合っていないまま「デザインは重要」と言っても伝わりません。そもそもビジネスにおいて、デザインはもちろんエンジニアリングもセール

    デザインが理解されないと言いますが
  • デザインシステムにあるヒトとコトの課題

    今なぜデザインシステムなのか 4月16日 Webridge Kagawa 主催で「パターンラボ – 柔軟性と拡張性をデザインに取り込む方法(#wmsp20)」というワークショップを開催しました。昨年はコンテンツ戦略やペルソナなど企画・設計寄りのワークショップを実施していましたが、パターンラボは少し実装に寄り添ったカリキュラムにしました。ポッドキャストでも話したことがありますが、「考える」と「作る」の間にはちょっとした溝があると思います。ペルソナやカスタマージャーニーマップで利用者像や彼らのもつ課題を視覚化すれば、現実的な実装ができるというわけではありません。実装へ近づけるためには、考える人と作る人が一緒に課題共有するための場が必要と考えています。 例えば Web デザインでは数年前から、パソコンではなくスマートフォンやタブレットをはじめとしたモバイル機器での使いやすさを優先するモバイルファ

    デザインシステムにあるヒトとコトの課題
  • プロトタイプが閉じたデザインを切り開く : could

    12月12日、名古屋にて WCAN 2015 Winter が開催されました。今年はスクリーンが 32:9 という超ワイドスクリーンがある会場でした。今までにないスライドデザインで困難なところが幾つかありましたが、良い経験をさせてもらいました。会場や観客に応じてスライドデザインは工夫していますが、その大切さを改めて痛感したイベントでした。 登壇内容も含め、イベント全体に関するレポートを参加した方々が公開しています。ぜひこちらも参考にしてください。一緒に登壇した佐藤歩さん(@ahomu)の「HTML6 でも CSS4 でもない Web 技術のゆくえ – WCAN 2015 Winter に登壇してきました」も必読です。 WCAN 2015 Winterに参加してきました – LOGzeudon WCAN 2015 Winterに参加しました – focusmark.jp WCAN 2015

    プロトタイプが閉じたデザインを切り開く : could
    rokuzeudon
    rokuzeudon 2015/12/22
    "今の開発スピードにデザイナーがついてくためにも、早く作って共有する癖をつけ始めたほうが良い"
  • デザインを理解してくれないと嘆く前に

    分かっていないのは誰か? デザインの評価は、デザイナー同士でも難しいこと。それが違う職種や背景の方と話をするとなると、さらに難しくなります。プロであれば、仮説を基にして議論をするよう努力しますが、周りがそうであるとは限りません。 人間工学者 Gitte Lindgaard が 2006 年に発表した文献「Attention web designers: You have 50 milliseconds to make a good first impression!」によると、ユーザーはわずか 0.05 秒で Web サイトの見た目に判断を下すそうです。これはアプリをはじめ、様々なデザインにもいえると思います。デザインの意図やプロセスを知ることはないわけですから、「ダサい」「見難い」「分からない」といった突発的な判断を下すのも当然かもしれません。 では、「デザインを理解していない」と一蹴し

    デザインを理解してくれないと嘆く前に
    rokuzeudon
    rokuzeudon 2015/08/20
    デザインの評価 各々の視点、文脈 わかっていないのはユーザーか、デザイナーが
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