ニュージーランド北部の火山島で発生した噴火について、当時、島の近くで船に乗っていた日本人男性がNHKの取材に応じ、緊迫した状況を証言しました。一方、現地の警察は、13日にも行方不明者の捜索を始めると発表しました。 こうした中、噴火当時、島の近くで船に乗って取材をしていた釣り専門誌の編集長、大本英則さんがNHKの取材に応じました。 大本さんは「黒い煙がたちのぼり、噴火したと気付き写真を撮り始めた。煙は、たちまち島の半分ほどを覆った」と噴火の様子を説明しました。 島には観光船が2隻とまっていたことから、船長の判断で救助に向かったということです。 その時の状況について大本さんは「観光船には、けが人が20人以上運び込まれていた。みな、灰をかぶり泣き叫んでいる女性もいた。やけどをしている人に水をかけるため、自分たちの飲み水を集めて渡した」と緊迫した様子を証言しました。 大本さんたちが撮影した動画には