アイネットは2010年12月14日、企業向けのファイル共有・ストレージサービス「Cloudstor」を、2011年2月1日から提供開始すると発表した。パソコンのほかスマートフォンやタブレットPCなど、様々な機器から、ネット上に保存したファイルにアクセスできる。開発にはオープンソースの分散処理ソフト「Hadoop」を活用した。 Hadoopと安価なLinuxサーバーやストレージ機器を組み合わせて、Cloudstorのストレージ基盤システムを開発した。Cloudstorの料金は、1ユーザー当たり月額2400円(ストレージ容量は2Gバイト)から。追加料金を支払うことでストレージ容量を増やすことができ、100Gバイトの料金は約5000円になるという。 同社によれば、Cloudstorのストレージ基盤システム構築にかかった費用は、1Tバイト当たり約10万円。同社の田口勉 常務取締役は「国内の競合他社
アイネットは2009年6月,神奈川県横浜市内に2カ所目となるデータセンター「第2データセンター」を開設した(写真1)。同社の田口勉氏(常務取締役 事業統括)は,「災害時にも強い最高の設備で安価にサービスを提供することを目指した」と話す。料金を安価にするため,JR東海道線沿いというアクセスの利便性を確保しながらも,都心(大手町)から37km離れた場所に設置して,土地代を安く抑えた。 最新の免震構造を採用 第2データセンターの特徴は,高い水準の施設環境だ。例えば1ラック当たりの耐荷重は平均600kgで,電力容量は平均6kVA(最大10kVA程度)。「耐荷重などの制限から一つのラックに機器をフルに収納しきれず,多数のラックを借りている他社データセンターのユーザーなら,当社に移設するだけで収納効率が上がり,利用コストを下げられる」と田口氏は強調する。加えて施設全体では,約1000ラックを収容可能。
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます アイネットは6月に新設した第2データセンターで、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)の運用監視システムを採用した。両社は11月4日、この採用を契機にデータセンター分野で連携することを発表した。 両社は、アイネットのデータセンターに富士通SSLの運用監視システムを組み合わせ、データセンター運用監視サービスの自動化や仮想化サービスの品質向上、ITコスト削減と増加の抑制に取り組むとしている。 アイネットの第2データセンターは、高まるクラウドコンピューティングのニーズに対応するために新設された。10月には仮想化環境の運用代行機能とPaaS機能を提供する「仮想化運用代行センター」(Virtualization Operation
株式会社アイネットとヴイエムネット株式会社は、仮想化システムの設計/構築、運用/監視、プライベートクラウドサービスを包括的に提供する「仮想化オール・イン・ワン サービス:Virtualization All in One Services(VAiOS)」を、10月20日より提供する。 「VAiOS」は、アイネットのデータセンタに開設された、仮想化環境の運用代行機能と、PaaS(Platform as a Service)サービス機能を提供する「仮想化運用代行センター:Virtualization Operation Center(VOC)」のサービスを中心として、システムの構築や継続/安定したIT環境を包括的に提供するサービス。「VOC」では、アイネットがヴイエムウェア株式会社のVAC(VMware Authorized Consultant)パートナーとして作成した標準仮想化運用仕様書を
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