虐待や親の病気などにより家庭で暮らせない子供が生活する児童養護施設の施設長について、厚生労働省は31日、資格要件を設けることを決めた。最低2~3年程度の実務経験を求める方向で検討する。すべての児童養護施設に対し、3年に1回以上の第三者評価を義務付ける検討も始めた。 施設で生活する子供が増加傾向にあり、より手厚いケアが必要とされることを踏まえた措置。31日の専門家会議で素案を示した。近く関係省令などを改正する。 また、児童養護施設での養育を家庭的環境に近づけるため、1施設の定員を45人以下とし、6~8人程度の小規模グループによる養育を目指す通知も出す方向で検討している。【野倉恵】
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く