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booklogに関するronald69のブックマーク (150)

  • 『にんじんばたけの パピプペポ (かこさとし おはなしのほん( 8))』(加古里子)の感想(62レビュー) - ブクログ

    とっても有名な名作ですが、改めて読み返してみると凄く啓蒙思想に溢れている作品です 不思議なチカラをもつ、とっても美味しくて素敵な野菜であるニンジンをべて、みんなハッピーだ! という話のように子どもの頃は思っていたのですが、実はニンジンは魔法のような万能の野菜では決してないんです 子だくさんの豚の一家は頑張って、ニンジンをたくさん生産できるように、まずは土地を開墾し、井戸をほり、たくさんのニンジンを作れたらそれを困窮している方には無料で配り、井戸を掘る時に出た泥や粘土を使ってレンガをたくさん焼き、学校、図書館、劇場を建設して最後に余ったレンガで、自分たちのおんぼろだったおうちを立て直すのです 野生の公共事業と福利厚生の力をめちゃくちゃ発揮する、にんじんばたけの豚さん一家なんです、すごい あと、詠み聞かせをする時に、この豚さん一家のたくさんいる子どもさんの名前を、噛まないで言えるとめっちゃ達

    『にんじんばたけの パピプペポ (かこさとし おはなしのほん( 8))』(加古里子)の感想(62レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/03/02
    【読了】『にんじんばたけの パピプペポ (かこさとし おはなしのほん( 8))』加古 里子
  • 『ソロモンの偽証 第II部 決意』(宮部みゆき)の感想(585レビュー) - ブクログ

    面白い! 話題作の中盤です。 事件はⅠ部で次々に起きて、関連があるのかないのか、噂が飛び交う状態でした。 真相が解明されないままに蓋をされそうになり、下手すれば別な犠牲者も出かねない事態に。 中学の裏庭で、あまり目立たない生徒だった柏木卓也が発見された。 投身自殺と思われ、いじめは疑われますが、はっきりはしない。 ところが、不良グループの大出俊次が柏木を落とすところを見たという告発状が‥そして?! 藤野涼子は、夏休みに学校で模擬裁判を開くことを考え、提案します。 北尾先生は、応援してくれたのですが。 高木先生は優等生の反乱という目で怒り、生徒の面前で言い合いになって‥ 涼子は両親にもよく相談して、いろいろな場合を想定した上での行動でした。 北尾先生の指導の下の課外活動として、許されることに。 頭が良くて、りりしい涼子はカッコイイ! とはいえ、最初は陪審員役の生徒たちもろくに集まらないのです

    『ソロモンの偽証 第II部 決意』(宮部みゆき)の感想(585レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/02/28
    【読了】『ソロモンの偽証 第II部 決意』宮部 みゆき ☆4
  • 『バーバパパのがっきやさん (バーバパパのちいさなおはなし)』(アネット・チゾン)の感想(25レビュー) - ブクログ

    音楽好きのバーバララが格的な楽器作りに精を出す一方で、他のバーバの子どもたちは揃って散歩に繰り出します。動物の鳴き声などの自然の音、竹で作る様々な形の笛、壊れた道具を使った創作楽器などなど、世界は楽しい音で溢れている! 登場するいろいろな擬音を変顔も交えながら読み聞かせたところ、4歳娘に大ウケでした。 バーバピカリの宇宙オルガンがめちゃめちゃかっこいい!! ※バーバパパのちいさなおはなし⑧(全12巻)

    『バーバパパのがっきやさん (バーバパパのちいさなおはなし)』(アネット・チゾン)の感想(25レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/02/23
    【読了】『バーバパパのがっきやさん (バーバパパのちいさなおはなし)』アネット・チゾン
  • 『バーバパパのおんがくかい (バーバパパのちいさなおはなし)』(アネット・チゾン)の感想(21レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ バーバパパたちが楽器に変身して演奏会を。 足をけがして動けないクロディーヌのために、バーバパパたちは音楽会を計画。ところが楽器がこわれていました。そこでみんなは楽器に変身、音楽会は大成功です。

    『バーバパパのおんがくかい (バーバパパのちいさなおはなし)』(アネット・チゾン)の感想(21レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/02/22
    【読了】『バーバパパのおんがくかい (バーバパパのちいさなおはなし)』アネット・チゾン
  • 『ソロモンの偽証 第I部 事件』(宮部みゆき)の感想(765レビュー) - ブクログ

    気が遠くなるような図書館の予約待ち人数に「まだまだ来ないだろうな」と思っていたら なんと冠婚葬祭ラッシュの今、予想外に早く届いて、うれしい悲鳴。 普通のハードカバー3冊分に匹敵する、なんと740頁余りという分厚さだけれど 旅行の準備に追われていようが、お鍋をかけっぱなしだろうが を開いたら最後、もう読み続けずにはいられません。 クリスマスの夜、中学校の校舎から少年が転落して亡くなった事件をきっかけに 同級生や家族、先生、マスコミから、隣人を逆怨みする、完全に部外者の女性まで さまざまな人生の歯車が狂い始める。 少しずつだけれど、でも確実に噛み合わなくなっていくその歯車の キシキシと軋む音さえ聞こえそうな、宮部さんならではの心理描写の見事なこと! 世界に何も期待せず、絶対零度と言っていいほどの冷たい視線で 何もかもを見下していた、亡き少年。 彼の残留思念に皆が踊らされているようで背筋が凍る

    『ソロモンの偽証 第I部 事件』(宮部みゆき)の感想(765レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/02/22
    【読了】『ソロモンの偽証 第I部 事件』宮部 みゆき ☆5
  • 『ここは退屈迎えに来て [Kindle]』(山内マリコ)の感想(3レビュー) - ブクログ

    山内マリコ(やまうち・まりこ):1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、12年『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。主な著書に、『アズミ・ハルコは行方不明』『あのこは貴族』『選んだ孤独はよい孤独』『一心同体だった』『すべてのことはメッセージ小説ユーミン』などがある。『買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて』『山内マリコの美術館はひとりで行く派展』『The Young Women’s Handbook~女の子、どう生きる?~』など、エッセイも多く執筆。 「2024年 『結婚とわたし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

    『ここは退屈迎えに来て [Kindle]』(山内マリコ)の感想(3レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/02/15
    【読了】『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ ☆3
  • 『ぶかぶかティッチ (世界傑作絵本シリーズ・アメリカの絵本)』(パット・ハッチンス)の感想(11レビュー) - ブクログ

    ティッチは大きくなったので洋服がきつくなりました。兄姉がお下がりをくれたけど、まだぶかぶかで不満顔。でも、新しい洋服を買ってもらったら、ティッチも産まれたばかりの弟にお下がりを得意な顔であげました。弟の気持ちが愉快に描かれたシリーズ。『ティッチ』『きれいずきティッチ』もおすすめです。年少さんから。

    『ぶかぶかティッチ (世界傑作絵本シリーズ・アメリカの絵本)』(パット・ハッチンス)の感想(11レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/02/15
    【読了】『ぶかぶかティッチ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)』パット・ハッチンス
  • 『メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故 (講談社文庫) [Kindle]』(大鹿靖明)の感想(2レビュー) - ブクログ

    ジャーナリスト・ノンフィクション作家。1965年、東京生まれ。早稲田大政治経済学部卒。88年、朝日新聞社入社。アエラ編集部などを経て現在、経済部記者。著書に第34回講談社ノンフィクション賞を受賞した『メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故』(講談社)をはじめ、『ヒルズ黙示録 検証・ライブドア』、『ヒルズ黙示録・最終章』(以上朝日新聞社)、『ジャーナリズムの現場から』(編著、講談社現代新書)、『東芝の悲劇』(幻冬舎)、近著に取材班の一員として取り組んだ『ゴーンショック 日産カルロス・ゴーン事件の真相』(幻冬舎)がある。 「2021年 『金融庁戦記 企業監視官・佐々木清隆の事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

    『メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故 (講談社文庫) [Kindle]』(大鹿靖明)の感想(2レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/02/01
    【読了】『メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故 (講談社文庫)』大鹿靖明 ☆5
  • 『かぐやひめ (はじめてのめいさくしかけえほん 26)』(学研プラス)の感想(1レビュー) - ブクログ

    昭和女子大学附属昭和小学校英語科専任講師。日児童英語教育学会(JASTEC)関東甲信越支部運営委員。小学校教員向けの講座などで講師を務め、指導者の育成にも携わる。 「2020年 『小6英語をひとつひとつわかりやすく。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

    『かぐやひめ (はじめてのめいさくしかけえほん 26)』(学研プラス)の感想(1レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/01/23
    【読了】『かぐやひめ (はじめてのめいさくしかけえほん)』La Zoo
  • 『おしいれのぼうけん (絵本・ぼくたちこどもだ)』(ふるたたるひ)の感想(430レビュー) - ブクログ

    発売されてから50年、半世紀ですよ、半世紀! きっと多くの人達に読まれ続けてきた一冊。 ベランダに放り出されたことはあったけど、押し入れに閉じ込められた経験はないかな^^; まぁ、ドラえもんに憧れて押し入れで寝ようとして怒られたことはありましたがσ(・ω・`) やはりどこか昭和を感じる名作絵。 お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。 ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。 〈よい絵〉 商品説明 さくら保育園では、何度注意されても言うことを聞かない子は真っ暗なおしいれに入れられて、あやまるまで出してはもらえない。おしいれの奥に広がる夜の街で、不気味な「ねずみばあさん

    『おしいれのぼうけん (絵本・ぼくたちこどもだ)』(ふるたたるひ)の感想(430レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/01/23
    【読了】『おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)』古田 足日 ☆4
  • 『(009)産後クライシス (ポプラ新書)』(内田明香)の感想(75レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ 「NEWPEACE」代表高木さんが紹介して話題の一冊!「我が家が今日まで離婚せずにやってこれたのは、こののおかげだと言っても過言ではない」 赤ちゃんの誕生を機に愛し合っていた夫婦にひびが入ってしまう―幸せな面ばかり強調されがちな「出産」の裏に潜むリスクに光を当て、そのメカニズムから回避方法までを紹介。驚くべき男女の認識差や、危機を促進する日社会の体質も明らかに。NHK総合「あさイチ」で大反響を呼んだ特集の書籍化!

    『(009)産後クライシス (ポプラ新書)』(内田明香)の感想(75レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/01/15
    【読了】『(009)産後クライシス (ポプラ新書)』内田 明香 ☆4
  • 『だるまちゃんとてんぐちゃん』(加古里子)の感想(311レビュー) - ブクログ

    いつもの図書館の新刊コーナーにあった書を見て何故と思ったが、奥付に記載された『2023年8月5日 第176刷』に大変驚き、1967年初版から約半世紀もの間、ずっと人気があることにも納得の、子ども心に優しく寄り添った、好きなものに憧れる気持ちを、愛らしくユーモラスに描いております。 ある日、ちいさい「だるまちゃん」と、ちいさい「てんぐちゃん」が一緒に遊んでいると、だるまちゃんがてんぐのうちわに興味を示し、それに惚れ惚れしただるまちゃんは、家に帰って、「てんぐちゃんの ような うちわが ほしいよう」と家族にお願いすると、おおきな「だるまどん(お父さん)」が、たくさん出してくれたものの、これといったものが無く、どうしようと考えている内に、だるまちゃん自身の気付きと素敵な発想によって、それに替わる物を見つけては、てんぐちゃんに報告するといった、その繰り返しが面白い。 その面白さは、家族の皆が息子

    『だるまちゃんとてんぐちゃん』(加古里子)の感想(311レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/01/13
    【読了】『だるまちゃんとてんぐちゃん(こどものとも絵本)』加古 里子 ☆4
  • 『KILLING KENNEDY ケネディ暗殺 50年目の真実 [Kindle]』(ビル・オライリー)の感想 - ブクログ

    Bill O’Reilly/ビル・オライリー FOXニュースのニュースショー『ジ・オライリー・ファクター』のメインキャスター。新聞の社説も執筆する保守派の論客。『キリング・リンカーン:アメリカを永遠に変えた衝撃の暗殺』『文化の戦士』などベストセラーを何冊も出している。日未紹介。 「2013年 『ケネディ暗殺 50年目の真実 KILLING KENNEDY』 で使われていた紹介文から引用しています。」

    『KILLING KENNEDY ケネディ暗殺 50年目の真実 [Kindle]』(ビル・オライリー)の感想 - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/01/13
    【読了】『KILLING KENNEDY ケネディ暗殺 50年目の真実』ビル・オライリー ☆4
  • 『ホテルローヤル (集英社文芸単行本) [Kindle]』(桜木紫乃)の感想(21レビュー) - ブクログ

    話題の文芸書がこんなに早くKindleで読めるのは珍しいのではないか。Kindleでなければ買わなかっただろう。でも、買って良かったと思う。地方都市の人たちの人生がリアルに描かれている。と言っても、当に「リアル」なのかどうかは、正直なところ僕にはよくわからない。でも、共感はできる。いや、当に共感しているのかどうかも実はよくわからないけど、想像はできる。それだけよく書かれているということなのだろう。 Kindleでも、こんなふうにたくさん文芸書の新刊を読めればいいのに。Kindleは、目次を飛ばして重要そうなところだけ読んでも良くて図表も少なくないビジネス書より、文体をじっくり味わいながら読むの方が向いていると思う。

    『ホテルローヤル (集英社文芸単行本) [Kindle]』(桜木紫乃)の感想(21レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/01/02
    【読了】『ホテルローヤル (集英社文芸単行本)』桜木紫乃 ☆3
  • 『NHK連続テレビ小説「あまちゃん」完全シナリオ集 第2部 (単行本1(5000円未満))』(宮藤官九郎)の感想(4レビュー) - ブクログ

    構成の緻密さ狡猾さ、セリフのリアルの妙、ギャグや小ネタに紛らしての深い人間洞察など、今なおクドカンの脚に対するというより、作・宮藤官九郎ということへの同様の賛辞は尽きることなく頻出しているはずで、それはもちろん感慨深く再認識したのだが、まだ奥があった。今回Blu-rayにてドラマ鑑賞と併行して読み進んだことで、映像作品におけるパーツとしての脚というスタンスを貫いていることに気付く。そしてそのことがむしろ全体を律していることを知った。演技、撮影、編集、そしてーこれが今回最大に効果をあげた要因としてあるー音楽をあらゆる影響力を持って脚が導き出し、ディレクションしているのだということが如実に解かったのだ。結果、この脚テキストを読むことよりも、当たり前だがドラマのほうが面白い。というか、2000年代未だにあらゆる表現はこの「あまちゃん」を超えていない。あらためて平服。 親友・ユイを残し、ア

    『NHK連続テレビ小説「あまちゃん」完全シナリオ集 第2部 (単行本1(5000円未満))』(宮藤官九郎)の感想(4レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2014/01/02
    【読了】『NHK連続テレビ小説「あまちゃん」完全シナリオ集 第2部 (単行本1(5000円未満))』宮藤 官九郎 ☆5
  • 『NHK連続テレビ小説「あまちゃん」完全シナリオ集 第1部 (単行本)』(宮藤官九郎)の感想(5レビュー) - ブクログ

    母・天野春子に連れられ母の故郷、岩手県北三陸にやってきた「地味で暗くて個性も協調性も華もない」高校生、天野アキは海女である祖母・天野夏に憧れ、現役高校生の海女さんになることを決意。大好きな北三陸で自分の殻を壊し、海女として活躍していく中、東京に憧れ、アイドルを目指す美少女・足立ユイと親しくなる。二人はやがてご当地アイドルユニット“潮騒のメモリーズ”を結成し評判を集めるが……春子の意外な過去、24年前の夏と春子の確執、憧れの先輩をめぐるユイとの泥沼展開、北鉄、ウニ、琥珀、まめぶ――アキとユイ、二人の少女の夢と北三陸の運命やいかに。2013年、日中に大ブームを巻き起こし社会現象にもなった朝の連続テレビ小説「あまちゃん」その前半・北三陸編の脚を単行化。朝ドラを変えたモンスター級作品、その素のままの状態を是非ともご覧あれ! BSで絶賛再放送中、再び注目が集まっている「あまちゃん」 私も当に

    『NHK連続テレビ小説「あまちゃん」完全シナリオ集 第1部 (単行本)』(宮藤官九郎)の感想(5レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/12/21
    【読了】『NHK連続テレビ小説「あまちゃん」完全シナリオ集 第1部 (単行本)』宮藤 官九郎 ☆5
  • 『漂流老人ホームレス社会 [Kindle]』(森川すいめい )の感想(3レビュー) - ブクログ

    読み終えて難しいと思った。40歳独身の自分も一歩間違えばホームレスになるかもしれない…そういう恐怖もあり手にとった。 国の社会福祉制度が冷たい、そうかもしれないし、そのような事実がここにはある。生活保護が国の財政に占める割合が年々増加していること。そして、自分の周囲にも一人や二人、なぜこの人が?って生活保護受給者がいることを考えると手放しに保護することはできないのかもしれない。 しかし、このに書かれている人たちは自分ではどうにもできない、それどころか死の一歩手前にいる人ばかりなわけで、社会全体が考えていかなければならないことなのだと思う。知的障碍者がホームレスになっていることが多いことが示されておりなるほどと思いました。

    『漂流老人ホームレス社会 [Kindle]』(森川すいめい )の感想(3レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/12/15
    【読了】『漂流老人ホームレス社会』森川 すいめい  ☆4
  • 『64(ロクヨン) [Kindle]』(横山秀夫)の感想(34レビュー) - ブクログ

    そこかしこで大絶賛でいろいろなところで昨年のベスト1にもなっていたので期待して読んでみたのだけれども……うーん、そーーーんなにすごい?と思ってしまった……。 たしかにラスト近く、犯人を追うところはすごくサスペンスフルでおもしろくて時間を忘れて読んだけれども、それは当にラストのほんの少しだけだったし。それよりも警察内部の刑事部と警務部の確執とかの話が長くて、くどく感じてしまって。単にわたしが会社とか組織内のあれやこれやに興味がないからかもしれないけど。刑事部に所属することがそんなに大切か、とか、警察組織をそれほど愛するとか誇りに思うっていうのがよくわからなくて。現実に、会社とか組織で働いている人なら共感できるのかもしれない……。 マスコミ対応が大変だ、っていうところはよくわかったけど、現実もこんな感じなんだろうか。大騒ぎ、怒鳴り合いはもちろん、つかみ合い、大乱闘みたいな。警察もマスコミも自

    『64(ロクヨン) [Kindle]』(横山秀夫)の感想(34レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/12/08
    【読了】『64(ロクヨン)』横山 秀夫 ☆5
  • 『彼女たちの売春(ワリキリ) (SPA!BOOKS) [Kindle]』(荻上チキ)の感想(5レビュー) - ブクログ

    出会い喫茶や出会いサイトを中心にして、組織に属さずに個人売春する女性に多数インタビューしてその背景を切り取った力作。愚直とも言える「非効率的な」方法論を取り、2年以上かけてやっと書けた作品。これだけでも立派なエスノグラフィー社会学です。 現代の個人売春に関して、これだけのものはもう出ないだろうなと思わせるのは、その眼差しによるところが大きいと思う。ウエメセでも、同情でもない、純粋な好奇心(というかプロ根性)で迫った筆者に拍手。 特に秀逸なのは書の中核である「出会い喫茶」の創業者である関西のおっさんへのインタビュー。また、このおっさんがけったいな人で、風俗関連で無茶苦茶に悪いことをしてたかと思うと、結構真面目に風俗に来るような女性の居場所を作ろうとしたあとが伺える。 こんな二律背反もあれば、インタビューを受ける女性の二律背反も甚だしい。やっぱり人間ってそう単純なもんじゃないんだよな、という

    『彼女たちの売春(ワリキリ) (SPA!BOOKS) [Kindle]』(荻上チキ)の感想(5レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/11/30
    【読了】『彼女たちの売春(ワリキリ)』荻上 チキ ☆4
  • 『希望の地図 3.11から始まる物語 [Kindle]』(重松清)の感想(2レビュー) - ブクログ

    不登校になってしまった中一の光司は、父の友人で、フリーライターの田村章と、東日大震災の取材に同行することになる。 「写真救済プロジェクト」、「災害臨時FM放送局・りんごラジオ」、釜石市、飯舘村、「アクアマリンふくしま」、「常磐ハワイアンセンター」…出会いの中で、光司は多くのことを学んでいく。 45歳の田村と12歳の光司が、絶望の中に希望を見出していこうとするドキュメントノベル。 この国に住む全ての人間に、大きな課題を突きつけた「3・11」のあとに私たちは何を作っていくのか。優等生の答えではなく、その中で生きていく現実から眼をそむけないでくれ、と作者はいっているように思えた。 ―僕らは、「震災後」をともに生きる仲間だ。-

    『希望の地図 3.11から始まる物語 [Kindle]』(重松清)の感想(2レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/11/12
    【読了】『希望の地図 3.11から始まる物語』重松清 ☆4