もう何度読み返したかわからない。 読み返すたびに、彼らと一緒に一瞬で通り過ぎてしまう大学生活を楽しく過ごす。そして、北村や時には西嶋になって、もっと楽しい大学生活をおくりたかったな。こんな仲間を持ちたかったな。と思い返す。 ただ、今までの読み返しと比べてちょっと違った感想を持った部分があって、今までは「あぁ、大学生に戻りたい!」という思いが強かった。それに比べると、今は少し、今の生活も気に入っていることもあって戻ってやり直したいという厨二病的な感想は持たなかった。 この小説は単にストーリーや会話を楽しむという以外にもこれから大学生になる人には、「大学生活って、こんな風にあっという間で貴重なものなんだよ」って伝えてくれるし、社会人にとっては、過ぎた大学生活を思い返させて懐古の情をくすぐってくる。(使い方あってるか?) また、1年か2年か後に会いに帰ってくるよ!