「殺し屋」シリーズの一作目がキンドル・アンリミテッドで読めることに気づいた。「AX」が頭に少し残っているうちに読むことにする。 押し屋vs自殺屋「鯨」vsナイフ使い「蝉」。 三つ巴、最後まで生き残るのは?っていうストーリーだけど、メチャクチャ面白いじゃないですか! 手に汗握る展開。ページを繰るスピードも上がります。 鯨の初登場場面でノックアウトされる。 恐ろしく残虐なのにユーモアもあり、ほどほどに知的でクールだ。「殺し屋」シリーズの真骨頂とも言える部分なのではないか、と思った。 個人的には、鯨、好きだな。 ドストエフスキーの「罪と罰」を繰り返し読んでいる。僕はまだ最後まで読めていないから、それだけで尊敬する。 ー これだけ個体と個体が接近して、生活する動物は珍しいね。人間というのは哺乳類じゃなくて、むしろ虫に近いんだよ。 主人公の鈴木が、学生の頃教授から聞いた言葉。 ウィズ・コロナの生活の
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