夏の甲子園と言えば、アマチュア野球で最大のイベントであり、高校生のドラフト候補にとっては“最大のアピールの場”である。NPB12球団は、基本的に全スカウトが視察に訪れ、目玉と見られる選手には球団幹部が姿を見せることも珍しくない。巨人は、桑田真澄ファーム総監督が甲子園を訪れて話題となった。その一方で、スカウト陣の甲子園視察に“ある変化”が見られる。筆者が甲子園で取材していると、あるスカウトから「昨日、(スカウトが1人も)来てなかった球団がありましたよ」と教えてくれたのだ。【西尾典文/野球ライター】 【写真を見る】今年の甲子園には、巨人の桑田真澄ファーム総監督の姿も これまでもスタンドの様子を見ていると、全スカウトが揃っていないということがあったが、49代表校全てが出揃う前に、1人も視察に来ないのは、非常に珍しいことである。その日は、対象となる選手がいないということを表していると言えるだろう。
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