米Linden Labの「Second Life」により、日本国内でも認知度が高まりつつある“メタバース”。現実を想起させる3D空間の中に自分の分身となるアバターを作成し、自由に散策を楽しんだり、他者とコミュニケーションを図れるサービスである。米国での熱狂が伝えられる一方、アクティブユーザー率は低いとするレポートも発表されるなど、日本において、その可能性は未知数なのが現状だ。 そんな中、トランスコスモスや産経新聞社らが設立したココアが、日本発のメタバース「meet-me」を6月に発表。12月のα版サービス開始に向けて開発を進めている。先行者であるSecond Lifeとは異なり、より日本展開を意識しているというmeet-meについて、トランスコスモスBtoC事業戦略本部・企画部部長である濱岡邦雅氏に話を伺った。 ● 発想の原点は「mixi」、そして「どうぶつの森」 Second Lifeと