米国で今月リリースされた2代目Apple TV、また10月にも登場すると見られるGoogle TVなど、インターネット・テレビにIT業界の関心がシフトしている。スマートフォン、タブレットに続く第3のヒット商品へと成長してほしいのだ。 しかしITアナリストらの見方は厳しい。インターネット(あるいはウェブ)とテレビの融合は、1995年に米ベンチャー企業が開発し、その後Microsoftに買収された「WebTV」にまで遡るが、当時から現在に至るまで、この種の試みは失敗している。次々とヒットを飛ばすアップルでさえ、2007年に発売した初代Apple TVは期待外れの結果に終わっている。 失敗の要因は幾つかある。たとえば従来のテレビ受像機をネット端末化するためには、専用のセットトップ・ボックス(STB)が必要だが、その接続や各種設定作業が複雑なため、ごく一般の視聴者から敬遠された。しかし最近では、最
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