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ブックマーク / gendai.media (8)

  • 竹中平蔵氏、かつて「住民税不払い問題」を起こしていた(佐々木 実) @gendai_biz

    1990年代半ば以降、竹中平蔵氏は複数のシンクタンクに関わるようになった。そこを足がかりに政界に接近していく一方、「ビジネスとしての経済学」によって多額の報酬を得るようにもなる。当時公開されていた「高額納税者番付」の常連になったほどだ。彼の旺盛な蓄財意欲は、巧妙な「節税工作」を編み出すまでに昂じていた。 当時の事情を、ジャーナリストの佐々木実氏による竹中氏の評伝『竹中平蔵 市場と権力』より紹介する。 高額納税者の仲間入り シンクタンクという装置は、政治に近づくための手段であると同時に、大きな報酬を得るための大切な収入源でもあった。経済学という知的資産を政治に売り込み、換金する装置である。 業は慶應義塾大学総合政策学部教授だったけれども、竹中は副業格的に始めるために〈ヘイズリサーチセンター〉という有限会社を設立した。法人登記の「会社設立の目的」欄には次のように記されている。 「国、地方

    竹中平蔵氏、かつて「住民税不払い問題」を起こしていた(佐々木 実) @gendai_biz
  • 東京都では「自宅療養者のフォロー」も崩壊…そのウラで際立つ「墨田区の凄まじい戦略」(山岡 淳一郎) @gendai_biz

    酸素飽和度80%でも、入院できず 第五波のデルタ株の蔓延で、東京都のコロナ患者の受け皿は底が抜けた。都は約6000床の病床を確保しているが、即応できるのは半分ばかり。自宅療養者が2万人ちかくに膨張している。感染者を病院や宿泊療養ホテルに振り分ける保健所の職員は、患者の自宅放置状態をこう語る。 「先月下旬から都の入院調整部に患者さんの入院先を求めても、38℃以上の高熱だけでは無理。重大な基礎疾患、それも大学病院や公立病院を定期受診して病歴がはっきりしていないと難しい。 先日は、血中の酸素飽和度80%の方の入院を調整部に委ねたけど、10病院で拒否されました。まだか、まだかと催促している間に人が救急車を呼んだ。酸素飽和度は、なんと60%まで下がっていた。救急隊が大慌てでやっと大学病院に搬送できたんです」 酸素飽和度が80%を切れば生命の危機状況といわれる。60%なら意識障害の怖れがあるとい

    東京都では「自宅療養者のフォロー」も崩壊…そのウラで際立つ「墨田区の凄まじい戦略」(山岡 淳一郎) @gendai_biz
  • 賛成!アップルが「iPhoneの中」でできることを増やす2つの理由(西田 宗千佳)

    最新OSの明確な特徴 アップルは毎年、秋に各種デバイス向けOSの新バージョンを更新するが、その一般向けテスト公開(パブリックベータテスト)がすでに始まっている。 特に多くの人が気になるのは、iPhone向けのOSである「iOS 15」と、iPad向けのOSである「iPadOS 15」だろう。 今回提供される最新OSには、明確な特徴が1つある。──「デバイス内AIの活用」だ。 音声や画像の認識はもちろん、ふだんの何気ない利用シーンまで含め、「iPhoneの中にあるAI」が利便性を高める要素が増えているのだ。 デバイス内AIに注目しているのはアップルだけではない。AmazonGoogle、Facebookなど、大きなプラットフォームをもつIT企業はみな、同じ方向に向かっている。アップルだけが例外ではないのだ。 今回は、iOS 15/iPadOS 15の新機能を紹介しつつ、デバイス内AIが発揮

    賛成!アップルが「iPhoneの中」でできることを増やす2つの理由(西田 宗千佳)
  • 日本の被差別階級「弱者男性」の知られざる衝撃実態…男同士でケアすればいいのか(トイアンナ) @gendai_biz

    かつて、いや、今も女性や子供は弱者として扱われることが多い。筆者は日の女性が受けてきた差別をさまざま角度から見てきた人間だが、男女差別が最も如実に現れるのは、賃金と待遇の格差である。 政府は2003年に「指導的地位の女性割合30%」を目標に掲げ、2016年には女性活躍推進法を施行。しかし、2020年時点で女性管理職はわずか7.8%。目標からは遠い数字になっている。男女間の賃金格差は男性が100とすれば、女性は74.3%。 主な原因は女性がライフイベントに合わせて退職・異動を希望することにあると見られており、女性がキャリアダウンせずとも働き続けられる社会を作る方法については、まだ模索段階だ。 さて、こうして男性と女性を切り分け、女性を支援する施策が増える中で、スポットライトが当たり始めた存在がある。それは「弱者男性」だ。

    日本の被差別階級「弱者男性」の知られざる衝撃実態…男同士でケアすればいいのか(トイアンナ) @gendai_biz
  • ジェフ・ベゾス肝いり! Amazonが「謎の通信規格」をつくる理由(西田 宗千佳)

    Amazon=通販」の間違い Amazonは多くの人々にとって、いまだ「インターネット通販の会社」という印象があるかもしれない。 しかし、同社は、創業以来の25年間で(そう、もうそんなに長い歴史をもつ会社なのだ)、大きく姿を変えてきた。オンライン書店から始まって、広汎な商品を扱う通販会社になり、通販と「クラウドインフラ」の会社への変貌を経て、現在は動画配信や電子書籍などのプラットフォーマーにもなっている。 そしていま、大きな柱になりつつあるのが「ハードウエア事業」だ。 2007年に電子書籍端末「Kindle」の開発とともに格的なスタートを切った同社のハードウエア事業は、10年以上が経過した現在、大きな収益源の1つとなっている。別の言い方をすれば、Amazonはすでに、「大手家電メーカー」の一角を占めているのだ。 そんなAmazonは、9月末に米国・シアトルの社にて新製品発表会をおこな

    ジェフ・ベゾス肝いり! Amazonが「謎の通信規格」をつくる理由(西田 宗千佳)
  • 10億円稼ぐ作家も!中国で「小説投稿サイト」ビジネスが爆成長中(津田 彷徨) @gendai_biz

    では「小説投稿サイト」が群雄割拠の様相を呈している。なぜ各社はこぞってこのビジネスに投資し始めたのか。ヒントになるのは中国の現状だ。中国では、投稿サイトでデビューして10億円以上を稼ぐ作家が現れるほどネット小説市場が活況を呈しているという。投稿サイト「小説家になろう」でデビューし、KADOKAWAの「カクヨム」やLINEの「LINEノベル」の立ち上げに参加した、作家で医師の津田彷徨氏による最前線レポート。 「LINEノベル」が始まった意味 「LINEスタンプ」「LINEマンガ」「LINE MUSIC」に続く、新たなコンテンツ事業として、LINE株式会社が4月16日に「LINEノベル」の運営開始を発表しました。 同社はこれまでも小説事業へ取り組んできましたが、この度『ソードアート・オンライン』『とある魔術の禁書目録』などのヒット作を手がけてきた三木一馬氏が率いる株式会社ストレートエッジと

    10億円稼ぐ作家も!中国で「小説投稿サイト」ビジネスが爆成長中(津田 彷徨) @gendai_biz
  • 佐々木俊尚 × 岩佐琢磨(CEREVO代表取締役) 【前編】「3Dプリンタブームが火をつけた製造業のイノベーション!ニッチな需要はグローバルにある」(佐々木 俊尚) @gendai_biz

    佐々木俊尚 × 岩佐琢磨(CEREVO代表取締役) 【前編】「3Dプリンタブームが火をつけた製造業のイノベーション!ニッチな需要はグローバルにある」 ※この対談は2012年11月に収録したものです 10ヵ国で各国5万人、世界で50万人をターゲットに 佐々木: 『フリー』を書いたクリス・アンダーソンの近著『メイカーズ 21世紀の産業革命が始まる』が話題です。3Dプリンタの発展などで、製造業のパーソナル化が始まっていることを告げる内容で、非常におもしろい。 しかし、どうも実感がわかなかったところもありました。模型のヘリコプターをつくって販売する例があげられているのですが、それは製造業に革命が起こるほどのことなのか。生活に必要なものすべてを、3Dプリンタでつくる時代は当にくるのか---。 そこで今日は、製造業の新しいあり方を実践している株式会社Cerevoの代表・岩佐琢磨さんをお招きして、その

    佐々木俊尚 × 岩佐琢磨(CEREVO代表取締役) 【前編】「3Dプリンタブームが火をつけた製造業のイノベーション!ニッチな需要はグローバルにある」(佐々木 俊尚) @gendai_biz
  • 嫌消費 ~私たちが車を買わない本当の理由~ 現代ビジネス [講談社]

    創職時代第18回コラムで、私たちの豊かな「貧乏」生活について紹介しました。 なぜ私たちは、年収1000万円があこがれではなくなり、物を買わなくなってしまったのか? 大きく4つの観点から説明しました。 1. 貧乏はファンタジー。中流家庭に産まれ育ち、マジで貧乏生活を知らない。 2. 日の先行きが不透明。身動きが取れなくなりそうな車や家などのかさばる買い物はしたくない。 3. アメリカのリーマンショックの影響。これにより消費主義のイメージが悪くなった。 4.露出社会の出現。物質空間を情報空間に拡張していく生活スタイルの普及。 以上の分析を行ったのですが、コラムでは4について詳しく説明していきたいと思います。なぜならば、露出社会の出現こそが、嫌消費の最も大きな要因になるだろうと考えるからです。 欲のない若者という虚像 さて、私たちが車を買わなくなったことに対して「近頃の若者は欲がないね~。」

    嫌消費 ~私たちが車を買わない本当の理由~ 現代ビジネス [講談社]
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