ハワイ州で事実上の外出禁止令(Stay-at-home Order)と、同州到着後14日間の自主隔離を義務化する渡航規制が始まり、早いものでもうすぐ1カ月が経つ。観光客で溢れていたワイキキは静まり返っており、建ち並ぶ有名ブランド店の入り口には「休業中」の貼り紙が見られ、目抜き通りのカラカウア・アベニューを歩く人もほとんどいない。わずか1カ月半前には予想もできなかった様相で、ハワイ州民の日常は突然180度変わってしまった。ハワイ経済および観光業界はこのように新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けているが、人命あってこその経済であるから背に腹は代えられない。 しかし、他州や他国からの渡航者がほとんどおらず(こんな状態でも、まだ少数の訪問者がいる)、ほとんどの人々が家に籠っているせいか、ここ1週間ほどハワイ州内の新型コロナウイルス新規感染者数の増加が急に鈍ってきた。ハワイ州保健衛生局の統計に
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