2020年12月29日のブックマーク (2件)

  • 世界史から読み解く「ロックダウン」の現代

    新型コロナウィルスが拡大し始めたころ、「パンデミック」や「クラスター」など、かなりの危機感を含んだ言葉が一般化しました。「ロックダウン」もその一つです。 よく似た言葉に「ロックアウト」がありますが、これは労働争議で、会社側が労働者を締め出す戦術をいいます。ロックダウンの語源は、刑務所内で暴れた囚人を、独房に移すことです。 現代では、市民を危険から守るための「都市封鎖」と訳されます。市民が都市を離れることはもちろん、外部の人が都市に入ることも禁止します。さらに、都市内でも市民の活動は制限されます。ロックアウトにまで至らなくても、コロナ禍では「ソーシャル・ディスタンス」が市民に要請され、人と人との交流は極めて制限されているのが現状です。 このような政策は法的規制(罰則)を伴って行われるのが特徴です。その結果、日常生活に多くの不便が強いられるようになり、庶民レベルの経済活動も不自由なものになりま

    世界史から読み解く「ロックダウン」の現代
    roseknight
    roseknight 2020/12/29
    病気はヒトやモノの交流が進む中で世界に普及していった。グローバリゼーションがコロナ蔓延の本質的な原因だ。各国の思惑や謀略が錯綜する中で世界の人々は協力し合えるか?馬鹿正直さが通じないことを知れ。
  • 歴史作家が選ぶ2020「歴史の新発見」重大ニュース 人類史編

    新型コロナウイルスの世界的流行に翻弄された2020年が終わろうとしている。今年も歴史学・人類学上の新たな発見が日や世界で相次いだ。歴史作家の島崎晋氏が、2020年に明らかになった人類史上の重要な新発見を厳選して紹介する。 * * * 今年は全世界的に移動制限がかけられたことから、考古学的な発掘を始めとする現地調査・取材は低調に終わったが、それでも歴史の解明につながる重大な発見がいくつもあった。 アフリカにもネアンデルタール人がいた 人類の祖先に関する定説はほんの数年で訂正される。なかでも「サハラ砂漠以南のアフリカ人にネアンテルダール人の遺伝子は存在しない」との説はその好例だろう。 今年1月に学術誌『セル』に掲載された米プリンストン大学の遺伝学者ジョシュア・エイキーの論文で、アフリカ人にもネアンデルタール人のDNAが確認されたことで、現生人類の足跡がアフリカから外に出るだけでなく、その逆の

    歴史作家が選ぶ2020「歴史の新発見」重大ニュース 人類史編
    roseknight
    roseknight 2020/12/29
    アフリカにおけるネアンデルタール人の存在、アナトリアから来たイベリアの人間と面白い話だ。化石を調べることで当時の地域情勢も分かる。人類は世界各地で発生して混在し合ってきた。各種人類のルーツを知りたい。