みなさん、こんにちは、私です。 maedaaaclinic.hatenablog.com の続きになります。 中国からもたらされた仏教、医療、社会制度に習い、 日本は独自の発展をしていく。 時代は平安時代 丹波康頼(912-995)が多くの中国医書類をまとめ 「醫心方(いしんほう)」(984)を編集します。 医心方の世界 (新装版): 古代の健康法をたずねて 作者:槇 佐知子 人文書院 Amazon 精神疾患については「巻三風病篇」で 驚悸(動悸)・言語錯乱・癲病・狂病を取り上げ、 風邪(ふうじゃ)による気血バランスの失調を原因とし、 症状別に漢方・鍼灸治療法が詳しく記述された。 中国医書の「小品方」を引用して、 突然発狂した者には「一日中顔に冷水を注ぐ」とあり、 灌水療法も知られていた。 平安中期から後期には国風文化が成熟し 「やまい」や「物の怪」が絵巻物や物語に登場するようになった。
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