平成の失敗は改革主義 平成の失敗は改革主義 顧みない都合の良さ、恐ろしさ 当新聞で頻繁に出て来る言葉に、「日本経済は停滞とデフレを繰り返してきた」がある。平成は三十年で幕を閉じたが、まさに停滞と衰退を象徴したものではなかったか。これだけの長期に渡った停滞と衰退は、明治以降では初だろう。そう、我々の時代が日本経済をこのようにしてしまった動かしがたい事実。経済学もさる事ながら、戦後復興を果たしながら経済成長を約四十年ほど続けて来た我が国が、突如として停滞と衰退を招くことになった。これは現役世代の我々がきちんと把握し、後世に伝えていかねばならない。 バブル崩壊後の我が国は、政治家もメディアも「抜本的に変わらないといけない」としてきた。この頃はちょうど冷戦が終了した頃と重なっており、「改革ブーム」もちょうどこの頃からである。竹中平蔵パソナ会長が小泉政権下で指揮を執った構造改革は悪い意味で有名である
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