制作者はマイティ-Dさん。小学生の頃に、父がレンタルしたウルトラマンのVHSで「故郷は地球」を視聴したのが、ジャミラとの出会いでした。 「単なる『勧善懲悪』ではない物語に心を打たれました。小さい頃から、ずっと心に残っている怪獣でしたね」 第1作「ウルトラQ」から始まり、2022年現在もTV新作「ウルトラマンデッカー」や映画「シン・ウルトラマン」で、連綿と歴史が紡がれていくウルトラシリーズ。話題を提供し続けていく中で、マイティ-Dさんも不意に当時を思い出し、今回制作にいたりました。 「おじいちゃん。アレはどこから来たの?」 「彼はね、帰って来たんだよ。」 禅問答のようなやり取りのつぶやきで紹介された本作のコンセプトは、「ジャミラは人間」と「怨嗟は終わらない」。元は人間だった境遇に、マイティ-Dさんが「故郷は地球」を視聴した時に感じた、「果たして彼の無念は晴れたのか?」という“もやもや”がベー