「ウルトラシリーズ」に登場する怪獣「ジャミラ」といえば、元は「人間」の宇宙飛行士。最終的に“人間時代”に最も欲した「水(ウルトラ水流)」によって倒される悲劇的な結末が印象的です。 放送から50年以上が経過した現在も、シリーズ屈指のインパクトを残す怪獣として知られていますが、その魅力をウルトラファンが、ファンアートのジオラマ作品で伝えました。 制作者はマイティ-Dさん。小学生の頃に、父がレンタルしたウルトラマンのVHSで「故郷は地球」を視聴したのが、ジャミラとの出会いでした。 「単なる『勧善懲悪』ではない物語に心を打たれました。小さい頃から、ずっと心に残っている怪獣でしたね」 第1作「ウルトラQ」から始まり、2022年現在もTV新作「ウルトラマンデッカー」や映画「シン・ウルトラマン」で、連綿と歴史が紡がれていくウルトラシリーズ。話題を提供し続けていく中で、マイティ-Dさんも不意に当時を思い出