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読むべき本に関するrrmmjjffのブックマーク (3)

  • 岡真理「記憶/物語」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    私にとって岡真理は鬼門である。なぜなら、私の書きたいものは、たいてい岡さんがずっと上手に書いているからだ。いつも読みながら「どうか、私の考えていることを岡さんが書いていませんように」と祈っている。 と言いつつ、私と岡さんは決定的に、感覚が違うところがあるなあ、と思う。今回、「記憶/物語」を再読して、それを再確認した。 記憶/物語 (思考のフロンティア) 作者: 岡真理出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/02/21メディア: 単行購入: 8人 クリック: 43回この商品を含むブログ (50件) を見る 岡さんは、記憶の物語化に徹底して抵抗しようとする。むしろ、記憶とは、断片であるという。それが、首尾一貫した全体像を結んだとき、全体化されえない残余が、全体像からは捨て去られていることを指摘する。 私は、この全体像ではなく断片を重要視する傾向については批判的である。*1私は、記憶を

    岡真理「記憶/物語」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    rrmmjjff
    rrmmjjff 2009/04/17
    「 岡さんは、物語化すると、真実が零れ落ち、捨て去られるという。さらに、政治的視点から作品をみて、虚構のリアリズムがせり出し、私たちは「まるで真実を知っているようだが、その実、何も知らない」状況におか
  • 『歴史を逆なでに読む』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    カルロ・ギンズブルグ[上村忠男訳] (2003年10月24日,みすず書房,305 pp., 体価格3,600円, ISBN:4622070642 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2003 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved過去の歴史はどのように復元できるのか――歴史の推論をめぐるこの問いかけは,人文分野の歴史学のみならず,進化生物学の系統推定論にも等しく当てはまる.直接的な観察や実験が不可能な状況で,はたして歴史や系統は「科学的」に推論される対象となりえるのか.歴史学においては,かつての実証主義に与する見解が退場し,その代わりにヘイドン・ホワイト(たとえば『物語と歴史』2001年,リキエスタの会)に代表される相対主義的懐疑論――歴史の〈物語(narrative)〉論と呼ばれる――が流行している. 書の著者カルロ・ギンズブ

    『歴史を逆なでに読む』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • 『糸と痕跡』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    カルロ・ギンズブルグ[上村忠男訳] (2008年10月24日,みすず書房,266 pp., 体価格3,500円, ISBN:9784622074366 → 目次|版元ページ) 書は,Carlo Ginzburg『Il filo e le tracce』(2006年刊行,Giangiacomo Feltrinelli Editore, Milano)として刊行された論文集の15論文と付録から六つの論文を選んで翻訳されたものである.編訳者あとがきによると,残りの所収論文のいくつかはすでに:カルロ・ギンズブルグ[上村忠男訳]『歴史を逆なでに読む』(2003年10月24日,みすず書房,305 pp., 体価格3,600円, ISBN:4622070642 → 目次|書評|版元ページ)として刊行されている.『歴史を逆なでに読む』の第2章「展示と引用 —— 歴史の真実性」は,今回出版された論文集

    『糸と痕跡』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
    rrmmjjff
    rrmmjjff 2009/04/12
    タイムリーに欲しがる。
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